ご質問がありましたので、私の個人的な見解を記載しておきます。
まずはっきりさせておきたいのは、今回の売り出しの目的ですが、表向きは個人株主の開拓となっています。
元々、個人株主の多い銘柄で有名ですので、この上どれだけ増やすつもりなのか? 疑問です。
本音は、売り出し元の保有先が 三菱東京UFJ銀行のほぼ保有株全部ということから推定して・・・
なにも全部売らなくてもと思いますが、IFRS導入を控えて銀行の持ち合い株解消の動きの一環ではないかと思っています。
気になる株価は、売り出し価格決定の間は、不穏な動きで安く買いたい向きの売りが優勢となり下落
価格決定後は徐々に持ち直すも、売り出し後に公募株を手に入れた向きの売りに押されて軟調な展開が続き、その後持ち直すとみています。
売り残が恒常的に多い銘柄なので、売りでさや抜きの手法は、逆日歩に気を付けないと権利どりでは無い時期にとんでもない逆日歩が付く可能性もあるのでご注意を
ただ、現在の株価軟調な時期に売り出し実施は、いただけませんね・・・・
そして、来年はIFRS絡みの売りが増えそうで、嫌だな・・・・
ホルダーの方には申し訳ないですが,じっくりねらっていこうかなと思っています。
ホルダーなら、買い増しの機会か・・・
カゴメの売り出し理由は、何とも言えませんね。
当初、10万人個人株主を目指していましたが、株主優待の影響もあって、2006年には、クリアして、今では、14万人になっているのですから、「個人株主の開拓」というのはねぇ・・・・
アサヒビールが10%の株主になった時にも、株価は下がりましたし、長期ホルダーとしては、余計なことはして欲しくないというのが、実情です。
金融機関の持ち合い株の解消は、仕方がないことですから、アサヒビールに買ってもらえばいいのに・・・と思います。
最近、東京電力でも、売り出しに絡んで、大量の信用売りが出ましたから、カゴメも要注意ですね。
おめでとうございます。
私も金券派なので、いいチョイスだと思います。さらに、パクリ企画も考えていますので、また記事にします。
カゴメは、この上個人株主開拓は無い と思いますね。
機関の受け皿を個人にしたいだけでしょう・・・非常に残念です。