今日は、予想以上に軟調な展開
さすがに、週末上げすぎたか・・・・
しかし、手堅くまとめて小反落にまとめて終了
今日は、伊藤園の優先株のお勉強です。
8月31日の株主に対して、優先株を3割無償で割り当てしました。
通常は、普通株での無償なので、何が違うのか?
という人も多いと思います。
伊藤園の優先株とは、何が違うのかというと、まず 議決権がありません。
よって、株主総会には参加できません。
しなけりゃ同じ様なものなので、支障は少ないでしょう。
経営内容に問題があると思えば、市場で売却すれば良いでしょう。
次に、配当が大きく違います。
2008年3月期は、優先株のほうが 10円多い です。
そして、万一無配に転落しても、優先株には、15円が最低でも支払いされます。
このため、今は株価の安い 優先株が、配当取りで株価逆転もあり得ると思います。
優待は、先日の発表どおり どちらも区別は無し
個人的には、総会に参加できないので、株価の安い優先株に魅力を感じますね。
今は、2.5%程度の優待+配当利回りなので、買いやすい水準になっていると思います。
長いお付き合いをしたい人には、いいと思いますね。
今見ると結構価格差があるんですね。
優先株で買って普通株ではさすがに売れないですよね(笑)
でもなんで伊藤園はこんな方法を取ったんでしょう?
この優先株、まだまだ謎がありますよね。
疑問その1 普通株を分割する時、同じ割合で分割するのか?
疑問その2 貸借銘柄になるのか?
将来の優待取りに影響が出るような・・・・
いつも勉強になります。
配当、優待が、そこそこもらえるレベルにして、債券の感覚で購入を促したいようですが、私も普通株でも良いと思います。
社債のような感じで見て欲しいのでしょうが、業績に応じて価格が大きく変わるので、社債に比べれば非常にリスクは高いと思います。
配当が、別々で決められますので、こっちで調整する手もあります。
貸借銘柄は、正直分かりませんね。
選定されても不思議は無いですが、会社の思惑(配当+優待目当ての長期保有の目的)からいって、信用は合わないので、現物に限定したいところでしょう。
知らないと、どっちを購入して良いのかすら、分かりません。
今後も、導入するところが増えてくるのかな?
ややこしいので、ちょっと心配です。