今朝の新聞に、かつて 野村、大和、日興 とともに 4大証券といわれ 株式市場に大きな力を持っていた 山一証券が破綻して10年になるそうです。
先日、ブラックマンデーから10年でしたので、これも同時期のことです。
当時の社長さんが、涙ながらに会見をしているのが印象深いですが、私には、もっと印象深いことがありました。
当時、山一はよく取引していたので私も影響を受けましたが、それだけではなく、最も印象に残っていることがあります。
当時、近鉄奈良の駅前にビルを新設して、そこに山一証券の奈良支店が転居することになっていました。
その開店の日が、奇しくも 11月24日のこの日でした。
私も、開店日に合わせてお休みを取っていましたので、どうなっているか観に行きました。
開店したてで真新しい店内は、人人で溢れて酷い状況でした。
せっかくの新店舗での初日が、会社の幕引きとは、なんともついていないとしか良いようがありません。
金融不況ここに極まれりを感じましたが、こんなことがあったので特に印象に残っています。
当時は、倒産も多かったので、会社が潰れるということは、本当に惨めなことだと肌で感じました。
今では、証券業界も ネットの発達でがらりと変わり、10年1昔を実感しています。
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