主な予定
10日(月):(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(4/6-7)
11日(火):(中)11月生産者物価指数、消費者物価指数、小売売上高
鉱工業生産、貿易収支
(米)3月卸売在庫・売上
12日(水):(米)3月貿易収支、4月財政収支、米財務省10年債入札
13日(木):(日)3月経常収支、4月マネーストック
(米)4月輸出入物価指数、米財務省30年債入札
14日(金):(米)4月小売売上高、4月鉱工業生産・設備稼働率
5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、3月企業在庫
全体の予定
http://www.morningstar.co.jp/news/schedule/
決算予定
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/closing_account/20100510-14.html
米主要経済指標のポイント
○(米)3月貿易収支−−−12日(水)日本時間午後9時30分発表
予想は-399億ドルの赤字
米エネルギー省発表の原油価格は、前月比約6.3%程度の上昇(2月76.39
ドル→3月81.20ドル)、ISM製造業の3月「輸入DI」は輸入拡大見込み
(2月56.0→57.0)で、ともに赤字拡大要因。
一方、3月「輸出受注DI」は輸出拡大見込み(2月56.5→61.5)で、赤字
縮小要因。原油の上昇幅を考慮すると、下振れリスク(赤字拡大)に注意
が必要となる。
○(米)4月財政収支−−−12日(水)日本時間13日午前3時00分発表
予想は-200億ドルの赤字
前月までと異なり米議会予算局の推定数値が未公表のため、現時点の数字
はコンセンサスを含め、かなりの変更もありうることに留意。
最近公表された資金調達額が削減されたことから、歳入面を中心に赤字幅
縮小とされる。
○(米)4月小売売上高−−−14日(金)日本時間午後9時30分発表
予想は+0.3%
4月自動車販売は季節調整済み販売台数で前月比-2%程度。
また、国際チェーンストア協会によればチェーンストア販売はイースター
休暇の配置の関係で、既存店ベースで前年比+9.0%から+0.8%へ急減速。
前年比の伸び率の縮小は季節調整した前月比の方向性や度合いと理論的
には一致する。
ガソリンはやや押し上げか。小売の基調をみるためには2ヶ月の平均で
評価する必要があるが、4月のコンセンサスには下振れリスクがありそう。
○(米)4月鉱工業生産・設備稼働率−−−14日(金)日本時間午後10時15分発表
予想は鉱工業生産が+0.6%、設備稼働率が73.7%
現状の市場予想は、ISM製造業の「生産DI」の改善(3月61.1→4月66.9)
などを踏まえたものとみられる。
ただ、4月雇用統計の内訳の「総労働時間指数」の実績によって、予想が
上下にシフトする可能性があることに留意しておきたい。
○(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値−−−14日(金)
日本時間午後10時55分発表
予想は73.5
4月確報値72.2から改善する見通し。ダウ平均株価指数が4月下旬時点で
年初来高値(4月26日11258.01ドル)を更新、4月確報値が速報値から大きく
上方修正されていることがプラス要因となる。
他方、ガソリン価格は堅調推移で、マイナス要因となっている。5月初旬の
株価下落で、速報値は上振れた場合でも信憑性に欠けたものになる可能性
がある。
おまけ
定番テキスト紹介(山崎元 氏コラム)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20100507.html
優待紹介
メルシャン
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-column/news/20100508/ecc1005081330000-n2.htm
スナック菓子売り上げ減少
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51481484.html