今週は、GWで連休スタート
そして、決算発表の季節です。
決算前後は、思惑で動くことも多いので、要注意
特に商いが薄く、少しの売買で動くこともあり取り組み状況の偏りの激しい銘柄は、これまた要注意です。
アメリカは、FOMCが最注目ですね。
金利打ち止め予想がにわかに濃くなってきましたので、ここでドル高に弾みがつけば日本にとっては好都合
東京市場では、GWの狭間の薄商いで為替も大きくぶれることが多いので、これも気を抜けません。
いずれにしても、連休前は余計なポジションは整理しておきましょう。
過去、私も何度も痛い目にあっていますので、出かけてザラ場の見れない連休中はポジション整理を事前にしています。
デイトレできる場合は、毎日楽しいですね~
アメリカの指標発表予定
FOMC声明は30日(日本時間1日午前3時15分)に発表されるが、0.25%の
利下げは織り込み済み。この緩和は順当なものであろうが、問題は既に
一部で報じられている「緩和休止」を声明で打ち出すかどうかである。
現時点でマクロ景気のスパイラル的悪化を見込まない、あるいは過去の
緩和の効果を見極める姿勢を強めれば、声明のニュアンスにもよるが、
ドル買いやリスク資産買いの流れを強める可能性はある。逆に、景気に
強く警戒的ながらインフレ加速で(緩和したくても)できないという
トーンが強く出れば、ドルはいい反応はしにくい可能性もある。
投票内容(票の分布)にも注目しなければならない。
来週発表予定の米国主要経済指標のポイントは次の通り。
(29日)
○(米)4月消費者信頼感指数:予想は62.0。3月分は64.5
(2003年3月以来の低水準)(予想73.5、2月76.4←75.0)。
基本的にミシガン大指数をなぞって低下が見込まれるが、よほどの低下で
なければ目が慣れてしまった感はある。
(30日)
○(米)4月ADP全米雇用報告:予想は-4万人。3月分は前月比+8000人
(予想-4.8万人、2月-1.8万人←-2.3万人)。
前回は非農業部門雇用者数の方向性を外したものの、無視しては通れない
参考指標となっている。失業保険申請件数は依然アップトレンドであり、
ADPの方向性は下向き。
○(米)1-3月期GDP速報値:予想は前期比年率+0.2%。
07年10-12月期速報値は+0.6%(予想+1.2%、前期+4.9%)、
改定、確報も同じ。
GDPはメディアのヘッドラインはともかく、公表されてまもなく次の四半期
の雇用統計が出るので意外に持続的インパクトはないかもしれない。
しかし今の地合いでなら、よほど深いマイナスでもない限り、
織り込み済み、むしろ表面数字はポジティブ・サプライズとなる可能性が
ありそうだ。
○(米)4月シカゴ購買部協会景気指数:予想は48.0。3月分は48.2
(予想46.0、2月44.5)。
4月ISM製造業の重要参考指標。既に公表されているNY連銀指数は上振れ、
フィラデルフィア連銀指数は下振れと強弱混在なので、このシカゴの
数字が非常に注目される。
(1日)
○(米)3月個人所得・消費支出(PCE):予想はコアPCE価格指数で前年比+2.0%。
月分は+2.0%(予想+2.1%、1月+2.0%←+2.2%)。
FRBがFOMC声明文でインフレにどのように言及するかにもよるが、
前月・前々月のコアPCE価格指数のポジティブ・サプライズ(落ち着き)が
続くかが注目される。
○(米)4月ISM製造業景気指数:予想は48.4。3月分は48.6
(予想47.5、2月48.3)。
これまでの製造業の指数は強弱混在。シカゴPMIで市場は織り込み方を
修正してくることに留意する必要があるが、マクロの方向感からは改善は
見込みづらい。ただ、今の地合いではアップサイド・サプライズに警戒。
(2日)
○(米)4月雇用統計:予想は非農業部門雇用者数が-7.5万人、失業率が5.2%。
3月分は非農業部門雇用者数が-8万人
(予想-6万人、2月-7.6万人←-6.3万人)
失業率が5.1%(予想5.0%、2月4.8%)。
最終的には4月ADPで見方を微修正する必要があるが、非農業部門雇用者数
については、調査対象週の失業保険申請件数の4週移動平均が376.8千件と
3月の356.3千件より悪化をしており、雇用が改善する可能性は少ない。
失業率についても、失業保険受給失業率が高止まりしており、改善は
見こみにくい。月次で最も注目度の高いこの統計がこの通り順当に悪い
内容となった場合、それでもリスク資産やドルが買われるかが反発局面の
持続性の試金石となるだろう。もちろん、雇用の悪化幅が縮小する・
前月がポジティブに改定されるなどすれば、この反騰局面は当面の
青信号をえることになる。
日本の金融政策については、3月の政府月例経済報告で景気の踊り場入り
が表明されたのを機に、利下げ観測が再浮上する可能性も考慮しなければ
ならない状況が続く。当面の注目材料は、30日に公表される日銀展望
リポート。2008年度の成長率予測を1%台半ばに下方修正
(2007年10月時点は2.1%)、消費者物価を上方修正(2007年10月時点は
前年比+0.4%)するとの見方で、利上げについては慎重な姿勢に後退する
とみられている。
週内の主な予定は
29日(火):(米)4月消費者信頼感指数、連邦公開市場委員会(FOMC、30日迄)
30日(水):(日)3月失業率・有効求人倍率、3月鉱工業生産速報
日銀金融政策決定会合、4月展望リポート公表
白川日銀総裁会見
(米)4月ADP全米雇用報告、1-3月期GDP速報値
4月シカゴ購買部協会景気指数、FOMC政策金利発表
1日(木):(米)4月ISM製造業景気指数、3月個人所得・消費支出
3月建設支出、2日(金):(米)4月雇用統計、3月製造業受注
5日(月):(米)4月ISM非製造業総合指数
7日(水):(米)3月住宅販売保留指数、3月消費者信用残高
1-3月期労働生産性速報、1-3月期単位労働コスト速報
8日(木):(米)3月卸売在庫
9日(金):(日)3月景気動向指数速報値、(米)3月貿易収支
日本の決算予定
◇◇◇04月28日(月)◇◇◇
三井ホーム(1868)
大東建託(1878)
東芝プラント(1983)
王子製紙(3861)
日本製紙(3893)
信越化学(4063)
積水化学(4204)
富士フイルム(4901)
新日石(5001)
TOTO(5332)
住金(5405)
日新製鋼(5407)
合同鉄(5410)
三井金(5706)
住友鉱(5713)
オムロン(6645)
富士通(6702)
TDK(6762)
三菱重(7011)
富士重(7270)
HOYA(7741)
ユニ・チャーム(8113)
大和証券(8601)
新光証券(8606)
マネックスHD(8698)
JR東(9020)
JR東海(9022)
中部電(9502)
山パン(2212)
日本カーボン(5302)
◇◇◇04月30日(水)◇◇◇
DeNA(2432)
双日(2768)
クラレ(3405)
北越製紙(3865)
大王製紙(3880)
テルモ(4543)
資生堂(4911)
エステー(4951)
新日鉱HD(5016)
日電硝(5214)
日本ガイシ(5333)
大特鋼(5471)
山特鋼(5481)
日立金属(5486)
邦チタ(5727)
住生活G(5938)
コマツ(6301)
三菱電機(6503)
エプソン(6724)
村田製(6981)
川重(6414)
ヤマハ(7951)
伊藤忠(8001)
丸紅(8002)
住友商(8053)
三菱商(8058)
三井不(8801)
菱地所(8802) ←要注目!
小田急(9007)
JR西(9021)
ヤマトHD(9064)
ANA(9202)
テレビ朝日(9409)
東電(9501)
サッポロHD(2501)
キリンHD(2503)
大塚商会(4768)
ライオン(4912)
東京建物(8804)
◇◇◇05月1日(木)◇◇◇
JT(2914)
ファンケル(4921)
カシオ(6952)
◇◇◇05月2日(金)◇◇◇
野村不動産HD(3231)
三菱レイヨン(3404)
出光興産(5019)
島精機(6222)
三井物産(8031)
タムロン(7740)