ITビジネスニュース

田中克己の深層

ITビジネスニュース18年1月30日

2018年01月29日 | 深層
◆ニュースの深層
◎アクセンチュアのイノベション・ラボ
アクセンチュアがこのほど、東京・麻布十番に1000坪以上のスペースを確保したイノベーション・ハブ東京を開設した。「日本発のイノベーションをおこす」(江川社長)ための拠点に位置付けるもので、大企業とベンチャーをつなぐなどのコラボレーションス・ペースなどアイデアの創出から商品化まで支援する。他社にも似たような施設はあるが、大きな違いが1つある。展示会のように、これまでに開発したソリューションやサービスを展示するスペースがあること。

◎韓国Selvas AIの疾病予測システム
手書きのトップパターン認識技術に基づいたHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)ソリューションなどを提供する韓国Selvas AIはCES2018で、AIを使った疾病予測システムを紹介した。がんや脳心血管疾患、糖尿病など14の疾病に関して、3年以内の発生確率を予測する。

◎スマホ用チップを搭載した新PC
中国レノボが1月初旬、米クアルコムのスマホ用チップSnapdragon835を搭載した新しいノートPCを発表した。スマホのように電源を常時オンし、ネットに常時接続するもの。ほぼ1日、充電せずに使える。

◎ルノー・日産・三菱自動車連合)
ルノー・日産・三菱自動車連合をリードするカルロス・ゴーン氏が1月9日、CES2018の会場で、今後5年間でスタートアップに最大10億ドルを投資する計画を発表した。

◆IT最新事情
◎CES2018から見える日本企業の力
2018年1月9日から12日までの4日間、米ラスベガスで開催された情報家電見本市CES2018への出展企業は、過去最高の4567社にのぼった。会議や展示の中核は、AIやIoT、AR/VR、ロボット、さらには自動運転やスマートシティ、デジタルヘルス、スマートホームなどの関連商品やソリューションなどへと広がる。
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