ジークフリードの日記

我が愛犬ジークフリードと共に過ごした日々の記録

【速報】JKC競技会 イン 徳島

2016年05月09日 | Weblog
 5月8日、徳島県板野郡藍住町徳命名田・吉野川北岸名田橋下グランドで行われたJKC四国ブロックの訓練競技会に参加しました。


(さあ、出発だ!

 ここに行くのは久々で、記録では3年以上前の2012年11月10日に行ったきりでした。今回は土曜日にアジリティ競技も行われましたが、これに参加するには移動距離から前日仕事を休まなければならないので、日曜日にある訓練競技だけの出場になりました。


(会場についたぞ

 今回、ジークは訓練競技のCD3Sアマの部に、ハオはアトラクションとして行われるラリーオビディエンスのビギナーに出場しました。CD3Sの出場頭数は少なく、ジークを含めて5頭しかいませんでした。


(今日は私も出番があるんですの

 8時から競技開始となり、まずはハオのラリーオビディエンスの検分が9時からありました。
 ラリーオビディエンスは、JKCではまだ正式な訓練競技ではありませんが、設営されたコースを順番に脚側歩行で進み、各ポイントにある指示の通りの動きをしてゴールを目指していき、その間の減点の少なさ及びタイムを競う競技です。今回はミニとスタンダード合わせて40頭の出場でした。

 今回が初の試みと言うこともあって、検分の前に競技とコースの説明があり、その後10分間の検分となりました。
 その後は、ミニ、スタンダード問わずリンク脇に来た順番で出場になりました。今回のコースは下図の通り。



 競技の説明で、コマンドは各ポイント1アクションで1回までで、それ以上は減点となるそうでしたが、声符と同時の視符は問題ないそうです。
 たとえば、停座の後に伏臥するポイントでは、スワレ、フセ、を1回ずつ言った後、ツケと言って前に進むのは良いが、フセの後にもう一度スワレを命じると余分なコマンドを出したことになり減点になるので注意するようにとのことでした。
 また褒め言葉は競技中に何度言っても良いそうで、どんどん言ってもらって構わないとのことでした。
 コースミスも減点になりますが、やり直した場合は減点は最小限になり、間違えたまま進んでしまうと、各ポイントで最大の10点減点になるそうです。
 その他、リード付きでの出場の場合、リードが張るとその都度減点になるので気をつけるようにとのことでした。
 その他にもポイントの手前でアクションを起こす必要があるが、ポイントの横を犬や人が越えてしまった場合も減点など細かい規定があるものの、判定のラインはそこまで厳密ではないようでした。
 そうして、各自が持ち点の100点をいかに減点少なくコースを回るのを競い、同点の場合はタイムの速いほうが優先されることになります。

 今回は、審査員も慣れていないようで、設営したコースの指示が、張り出してあったコース図と違っている所がありましたが、リンク内の指示が正しいとして行うことになりました。

 競技の順番も他と違って、ミニ、スタンダードを問わずリンクに来た順番で行うことになったので、ハオをリンク脇のテントに連れてきました。

 順番が来てリンクに入ろうとすると、急に強風が吹き始めたので、ポイントの表示を固定するため一時中断になりました。
 しばらくして表示の固定が終わったので競技再開になり、リンクに入り審査員に申告した後、スタートラインに着きました。

 ハオは周囲の観客や犬が気になっているようで、集中が途切れがちになっていましたが、何とか失格になることなくコースを終えることができました。


(競技中ですの

 最後に審査員からの講評があり、最初リードを短く持っていたので、何度も張ってそれが減点になっていたこと、ハオはこういう場所に慣れていないようで集中力を欠いていたことなどが指摘されました。

 ハオの競技が終わったのでジークの訓練競技にも出場するつもりでしたが、リンクには何人も待っている状態だったので、時間をおくことにして車に戻り、タイミングを計っていましたが、なかなか人が途切れませんでした。


 そうしているうちに順番を待っている人も減ってきたので、そろそろ出番だと思ってリンクに行ってみると、今競技に入っている人までで昼の休憩に入るそうでした。

 午後1時30分に休憩が終わり、競技が再開されました。今度こそジークの出番とリンクに向かいました。今回は競技課目がこれまでの20課目から15課目となり、このため選択課目もこれまでの規定課目だったものを選択できました。選んだものは下記の通りです。

・据座
・遠隔・停座からの伏臥
・くわえて歩く
・遠隔・伏臥からの停座
・お手・おかわり

 練習では失敗の少ないものを選びましたが、「遠隔・伏臥からの停座」が時々、ダイレクトに座らず、一回立ち上がってから座ることがあるのが不安でした。

 今回の競技では、ジークは暑い中まずまずの動きをしていて、規定課目をクリアして行きました。前回の反省から常歩行進中の伏臥などは、減点覚悟で後ろを見て確実に作業をしていることを確認しながら行ったので、大きな失敗はありませんでした。


(競技中だよ

 選択課目に入って据座の時に暑さのためか少し集中を欠いているようでしたが、何とか1分間我慢していました。
 続く「遠隔・停座からの伏臥」では、伏せるまではうまくいったものの、そこで腰が崩れたのでこれは減点になったと思われました。
 くわえて歩くは問題なくできたので、懸念されていた「遠隔・伏臥からの停座」がどうかに掛かってきましたが、これは何とか立ち上がること無くフセからスワレになりました。最後のお手・おかわりも問題なく競技を終えました。
 審査員から特に講評はなく、リンクを出ました。

 その後は、2匹に餌を与えて結果発表を待っていると、少しずつ結果発表が出始めました。
 最終的な点数は145.9点で何とかポイントに届きました。ジークの後に出た犬がコンマ5点高かったので1位は逃しましたが、念願のメジャーポイントが取れただけで十分です。

 また、ラリーオビディエンスも結果が出ていましたが、ハオは思っていたよりも悪い点だったので、唖然としました。
 しかし、これまでの競技会では午前中が丸々空き時間で暑い中にずっと待たされていたので人犬共に待ち疲れてからの競技だったことを考えると、今回は午前中に出番があったので、少なくとも人間はダレることがなく競技に迎えたのは収穫でした。


(ジーク兄ちゃんおめでとう

 結果が出たので、本部にゼッケンを返して、ロゼットとポイントカードを受け取り、会場を後にしました。この時点で午後3時を少しすぎた頃で、順調にいけば11時頃には家に帰り着けると思いました。
 高速に乗り、まずは津田の松原SAでジークとハオにおしっこをさせた後、給油してから出発し、次の鴻ノ池SAには4時45分に着きました。ここのドッグランには、下りと同じくアジリティの道具が置いてありました。下りにはミニサイズのドッグウォークがありましたが、こちらにはミニサイズのAフレームがありました。
 鴻ノ池の次は福山SAで休憩し、その次の小谷SAのドッグランにジークとハオを入れておしっこと糞をさせた後、餌を与えました。人間もここで食事をして大休止を取ることにしました。


(福山にはバラの花がいっぱい咲いていましたの

 少し仮眠を取った後、小谷SAは8時に出発しました。出る前にジークとハオを再度ドッグランに入れておしっこをさせました。
 次は宮島SAで少し休憩しましたが、宮島を出た後、急に眠気が襲ってきたので玖珂PAに入り、また少し仮眠を取りました。

 気がつくと1時間近く寝ていて、玖珂PAを出発した頃に天気予報より少し早いが雨が降り出してきました。
 その後は美東SAに入ったものの、ここは土のところが無いので、ジークとハオはおしっこをしなかったのですぐ出発しました。
 美東SA出発して、この後は家まで買えるつもりでしたが、関門橋を渡った後、また眠気が襲ってきました。家まで持ちそうにないので吉志SAに入り、ここで少し休憩したため、家に帰り着いたのは0時30分になっていました。


 こうして、今回の遠征は終わりました。走行距離にして片道約500キロ、所要時間は行きが約8時間でしたが、帰りは9時間以上掛かりました。

 新しい車になって休憩は楽になりましたが、以前よりも運転で疲れやすくなったのは人間側の問題なのでしょうか。
 とはいえ、また機会を見て遠征には行くことになるでしょう。