先日ラジオで、鳥のひなが卵からかえるときの話を紹介していて「卵は外からの力には強いが、中から突くと壊れやすい」と説明していました。パチパチ!
なんか、卵の殻がそういう特殊素材だと勘違いする人がいるんじゃないかなーと思い、ちょっと考察。
古来、枝豆を食べる時に、どちらから中の豆を出すのが正しいかという議論があります(ウソです)
赤い矢印から押しだすのが、卵で言うところの外からの力で、青い矢印から押すのが内からの力です。
赤の場合、力が外側、つまり枝豆の両端に分散されますが、青の場合、力が集まるので容易に豆が取り出せます。
どうぞ覚えておいて、2次会などで指の力が弱くなった際にお試しください。
今から1200年前の平安時代、氾濫が続いていた讃岐の国の満濃池を弘法大師空海上人は最新の土木技術で見事に修復します。
その時に用いたものが水力を分散させるアーチ型の堤防です(池の水の力は赤矢印)。この仕組みは今でも最新のダム作りなどで使用されています。
我々も、この夏、枝豆を見るたびに弘法大師空海上人に思いを馳せて、おいしくいただきましょう。
その際は、ぜひ青矢印でさやの弧の外へ豆を押し出すように、、、、(^^)
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