ますます目が離せないっ

ロンドンオリンピック、ついにレスリングが始まりました。パチパチ！
まずはグレコ55キロ級の長谷川恒平！と思ってたら、3回戦（2回戦から登場。実質2試合目）で敗退…。がびーん。
長谷川はやってくれると思ってたんですが、、、、。

◆レスリングのルールがよくわからないあなたへ
・相手の両肩を1秒間マットにつければ勝ち（フォール）です。これが大前提。

・体重別の競技です。男子は55、60、66、74、84、96、120㎏に分かれています。
　　　女子に体重を聞くのは失礼なので内緒ですが、オリンピックの場合、どうやら48、55、63、72㎏のようです。

・男子はフリースタイルとグレコローマンスタイルがあります。女子はフリーだけ。
　　　グレコ・ローマン：古代からある伝統的レスリングのスタイル。上半身のみで、ねちゃねちゃと戦います。足に触ってはいけません。
　　　　　　　　　　　　　　これはヨーロッパの騎士道の精神（馬上で戦った＆足など相手の弱点は攻めない）にも繋がります。
　　　フリー：近代にアメリカで生まれたスタイルで、例の場所以外、どこを攻めても触ってもいい。

・実力が拮抗している場合、なかなかフォールできないのでポイント制になっています。
　　　ここはあまり深く考えず、相手の後ろに回り込んだり、投げたり、ひっくり返したり、場外へ押しだすとポイントが
　　　もらえる程度に思っておけばOKです。点差があんまり離れるとテクニカルフォールといってそこで試合終了になります。

・ポイント制の場合、2ピリオド（ラウンド）先取です。1ピリオドは2分。短いと思うかもしれませんが、めっちゃ疲れます。



※総合格闘技などと違って関節技、打撃（キックやパンチ）などはありません。
※なんで相手をひっくり返したり、回転させるとポイントがつくのか？と思われるかも知れませんが、瞬間的に相手の両肩がマットにつく訳ですから、
　　　もうちょいでフォール（ニアフォール）状態にした、ということでポイント（この場合、2ポイント）がつくのです。
※コーションやパッシーヴ、パーテル、ボールピックアップ、チャレンジ、、、などいろんな用語が出てきて、さらにルールを知りたい！と思ったら、オリンピック以外の国内の大会を観にいきましょう！