ロットン虫採り放浪記

日記、放浪記、標本紹介

 静岡産コブ 無事に羽化

2018-05-22 21:27:52 | 日記

待ちに待ったコブ1号が羽化しました!\(^o^)/


2018・5・15羽化

静岡産は初だらかうれしい~^^
静岡だから亜種名はイワワキかな・・・

ここのエリアの個体群は灰色っぽいと聞いて
いたけど、この個体は茶色いぞ!・・・

その3日後・・・


2号が羽化。お!こっちの個体は確かに上翅が灰色だ!

う~ん、全ての個体が灰色になるんじゃなくて、
やっぱり個体差があるってことか・・・

これなら那智ナンキ、四国南東コブも菌糸の中で成虫になってるかも!?

四国南東産コブの菌糸をゆっくり割ってみると・・・


わ!サナギだった!しかもけっこうデカいぞ!

まぁ無防備なサナギの時期は菌糸に巻かれる
ことも多いので、濡れたテッシュをひいた別容器に保管。

無事に成虫になっておくれ(^^)



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 5/11 ヤマシャクヤクの妖精に会いに IN 某所

2018-05-14 00:17:00 | 日記
関西のS君から久しぶりに連絡があり、
「この辺りでキマルが採れるトコありますかね~?」との話。

あの山にはいるとは聞いたことあるけどね~・・・
と伝えたところ、彼は後日、本当にその山でキマルを複数採集してしまった!

「後の話でも触れますが、最初はちょっと放浪記
を書こうと思いましたが諸事情でご報告のみということでご了承くださいませm(__)m」

やっぱりいるんだ!ということで、
有給もらって平日に行くことにした。

4年前に長野の有名産地で採集したが、
こちらの方がアクセス的にはかなり近い。

高速を使って40分ほどで
目的の登山道に到着。

時間は7時30分、早速準備をして登山開始!


それにしても今日は快晴、最初は肌寒かったが、次第に気温も上昇し
汗がじゎ~っとでてきた。

うん、良い登山日和だ!

登り始めて1時間半、S君に教えてもらったヤマシャクヤクのポイント
近くに来ているはずだが、なにせ初めてなのでいまいち場所が分からない。

後ろから登山者の方が登ってきたので尋ねてみると、
その方もヤマシャクヤクを見にきたということでポイントまで
案内していただけることになった。

しばらく歩くと、左斜面にヤマシャクがポツポツ見え始めた。


すると登山者の方が、ヤマシャクの群落ならもうちょっと先にあるよ・・・
と教えてくださった。

そっちへ行ってみると、2~30株ほどまとまっ生えている
場所がいくつかあり早速妖精探し・・・。

探し初めて20分ほど、ようやく最初の妖精を見つけた!


フタスジカタビロハナカミキリ
Brachyta bifasciata japonica (Matsushita,1933)

4年ぶりの再会、透き通るような薄黄色の上翅と触角の
下半分の黄色、そして脚の黄色と黒のコントラストが実に美しい・・・。



その後、1時間ちょいの探策で4頭を確認。

まだ探せば採れそうだがもう十分、ゆっくり下山することにしよう・・・。

案内していただいた登山者の方がここで虫採りなんて
聞いたことがないと言っていたので、ほとんど知られていない場所なのだろう。

去り際に登山者の方が、ここは一部の登山者しか知らない場所で
ヤマシャク盗掘の恐れもあるのでくれぐれも秘密で・・・とのこと。


詳しい情報を教えてくれたS君、
そして現地でヤマシャク群落を案内してくださった登山者の方に感謝!
ありがとうございましたm(__)m
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那智のトガリバ 羽脱!

2018-04-29 20:52:21 | 日記
去年11月、那智ナンキ探策ついでに
採取したタンナサワフタギ材からトガリバネキが羽脱しました(^^)


トガリバホソコバネカミキリ
Necydalis (Eonechydalis) formosana matsudai Hayashi,1949

しかもいきなり交尾体勢のペア!

三重で10年以上前に羽脱させて以来だなぁ~


ヘリグロホソハナカミキリ
Ohbayashia nigromarginata nigromarginata Hayashi,1953

そしてこちらも無事に羽脱!

3日ほどで、10頭ほどが
ワラワラ羽脱してきました。

あとはヘリウスが出てきてくれれば「タンナ3銃士」
が揃うんだけどな~

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 近況報告 今回のコブ幼虫飼育はやや苦戦

2018-04-21 22:06:33 | 日記

 
皆さん ご無沙汰してま~す(^^)

ずいぶん更新が滞ってしまいましたが、
久しぶりにアップします。



春爛漫ですね~って言っても
ずいぶん前の写真ですが・・・

今年の冬は非常に寒かったので、
春の日差しがとてもありがたいですね!(^^)
日中は気温が30℃前後まで上がる日も多く、春を通り越して
夏日といった感じ。

ただ日中と夜の寒暖差が大きいので
皆さん体調管理には充分お気付けくださいm(__)m>



ここ最近のコブ幼虫飼育において、
エサとして「菌糸パック」と「桑の葉飼料」を使い分けるのが
ポピュラーになっていますね。

僕も去年の秋頃から
「桑の葉飼料」を使い始めたのですが、
これが後に思わぬ苦戦を強いられることに!

僕はこれまで和歌山県産、岐阜県産、兵庫県産のコブ
いわゆるナンキ、イワワキ、ダイセンの幼虫を育ててきました。

この頃は「桑の葉飼料」の存在すら知らず
菌糸のみで育ててきました。

まぁ数にして計20頭程度と
たいした数ではないので偉そうなことは言えません
(中には100頭以上も飼育されている強者虫屋さんもおられるので!)が羽化率は
ほぼ100%(アブ、八チなどにに最初から寄生された個体は除く)でした。

現在、飼育しているコブは那智ナンキ、
徳島南東部産コブ、静岡県産コブの計11頭。


こちらは「桑の葉飼料」で飼育した静岡県産コブ幼虫。

去年の11月に静岡県で計10頭を採集しました。
(場所はちょっと秘密ネ^^)

1センチちょいの幼虫が「桑の葉飼料」で
みるみる大きくなり35ミリほどに育ったところで菌糸に移しました。


今のところ、順調に菌糸を食べています。


一方、こちらはほとんど「桑の葉飼料」を食べなかった個体。

当然、大きくならず体長も1センチちょいのチビのまま
だったので、試しに菌糸に入れたところ、猛烈に食べ始めました!

ここで疑問、個体によってエサの好みと言うか
合う合わないがあるのでしょうかね?

この逆パターンも・・・


こちらは菌糸の餌食となった那智ナンキ。

あぁ~なんという変わり果てた姿に!

那智ナンキは大小2頭の幼虫を採集したのですが、
大きな個体は3センチ近くあったので、そのまま菌糸カップへ、小さな個体は
「桑の葉飼料」で飼育し、25ミリほどになったところで菌糸に投入しました。

しばらくして、菌糸をちゃんと食べているか確認のため
菌糸を割ってみると変わり果てた那智ナンキが!

菌糸もほとんど食べておらず、少し潜った状態の
まま菌糸に巻かれて死んでいました。

静岡県産コブも同じ状態で3頭死亡。

こっちの個体は「桑の葉飼料」に慣れて、
菌糸は食べなかったのかな~?

最初から菌糸のみで育てればこんなことにならなかったのか、
それとも菌糸投入のタイミングなのか、コブ幼虫飼育の試行錯誤はこれからも続きそうです(汗
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2017・11・3 那智ナンキ探策 IN 和歌山

2018-01-22 13:42:13 | 日記
ずいぶんお待たせしてしまいました!m(__)m

今年最初の「放浪記」は去年の記事で恐縮ですが、
とても充実した探策でした(^^)

実は去年、通算3度も和歌山を訪れて、それなりに
成果を上げることができ、南紀産のコブも大変充実してきました。

これまでポイントの案内と現地での材選びなど、いろいろご教示
いただいたeichanさん、春満作さんには心より感謝申し上げますm(__)m

では本編を^^



3日は仕事で、採集に行けないなぁ~・・・なんて
思っていたら、なんと臨時で休みに!

基本的にうちの会社は祭日は仕事なんだけど、
珍しいこともあるもんだ・・・。

おっと、こうしちゃいられない!
3日はeichanさんが那智ナンキ探策に行かれると聞いていたので、
急遽 同行をお願いしたところ、快くOKをくださった。

ありがたや~

待ち合わせ場所は新宮市に入る直前のコンビニ。
紀勢道を降りてから、新宮まではほぼ国道42一本道なので
どこになにがあるかとても把握しやすい。

以前は南紀って遠いなぁ~・・・なんて
思っていたが、今は紀勢道が尾鷲まで通ってるし無料区間も充実、尾鷲で降りてすぐに
熊野尾鷲道という高速さながらの道があるので、アクセスはとてもしやすくなった。

熊野尾鷲道を降りてしばらく海沿いを走る。

それにしても今日は快晴で実に気持ちがいい!

青い空と海があまりに美しかったのでちょっと寄り道^^



熊野の海は美しい・・・
普段は山中でムシばかり追いかけているので、たまには水平線の向こうを眺めながら
思いを馳せるのもいいものだ・・・

20分ほど浜辺を散歩して、待ち合わせのコンビニへ・・・

eichanさんと無事に合流して、いざ那智ナンキのポイントへ!

聞いた話では那智ポイントはナンキセダカ分布の東限になるらしい。


那智の滝を越えて舗装された山道をグネグネ進むと、途中からダートに変わる。
ここから先は僕の車では進めそうにないので、eichanさんの車1台にして進んでいく。

先の台風で道が荒れていて、途中に土嚢が40個ほど積んであり
二人でセカセカ退かして、さらに進んでいくと、ようやく自然林のあるポイントに到着!

ふぅ~(+_+)土嚢を退かすのにけっこう体力 使ったなぁ・・・


沢沿いや窪地を中心にコブが好みそうな良材を探す。


材を調べるeichanさん。
この後、eichanさんは見事コブ幼虫を2頭もゲットされた!

で僕の方はというと、良さげな材は見つけてもまーったく当たりなし・・・


これなんか申し分ないシデ材なんだけどね~、出てきたのは・・・


なんか種類の分からん幼虫が出てきた、何カミキリだろ?

沢沿いをさらに進んで行くと・・・お!あれは!


見つけてくれ~と言わんばかりの所にタンナサワフタギ3兄弟が!
しかも左端が途中で折れてる!これはもしや!?

駆け寄ってみると・・・おぉ~落ちてる!

早速ノコギリでギコギコしみると・・・


すごい数の食痕が!
よく見ると食痕は2種類あるようだけど、たぶんトガリバネキ、ヘリグロホソハナ、
ヘリウスハナのどれかだと思うんだけど。

根際によく産卵するトガリバはちょっと望み薄だけど、
未採のヘリウスが出てきてくれたらうれしいな~
運が良ければ3種が出てきてくれるかな(^^)

eichanさんもヘリウスは未採ということで
仲良く半分に分けてお持ち帰り。

(後日、eichanさんからヘリグロホソハナが出たとのご報告がありました。)

これで良しっと!・・・おおっと、
材採で満足してる場合じゃないよ、本題のコブ幼虫を探さなきゃ!(汗

ここでeichanさんにちょっとズルい
お願いをしてみた。

ロットン・・・「eichanさんは2頭もコブを採っているから
もういらないですよね、次見つけたらくださいね~」

eichanさん・・・「うん!あげなーい・・・」

と、あっさり却下・・・だよね、相手が天下のナンキだからね、
そう簡単に譲ってくれるわけないよね、やっぱ・・・

ただ次に良材を見つけたら、先に削らせてくれる
とのこと、ありがたや~

さらに沢沿いを進んでいくと斜面にシデがまとまって生えており、
その下にはシデの枝がたくさん落ちていた!

これは今回 最高の物件かも!?

早速、二人で材を調べると、すぐにeichanさんに当たりが!


この樹皮下の食痕、ほぼ間違いないでしょ!

先に削らせてもらえるということで、慎重に樹皮を
剥がしていくと・・・


出た~!!なかなか大きなコブ幼虫だ!

さらに削っていくと、今度は・・・


先ほどより大きな幼虫が出てきた、3センチはありそうだ。

まだ追加が出そうだが、これ以上削るのはちょっと申し訳ない
ので2頭出したところでeichanさんにバトンタッチ。

eichanさんも1頭追加されて終了。

周りの材を削ってみたが、コブが入っていた材は結局この材
だけであった。


気づくと時間はもう17時近く、辺りは暗くなり始めてたので、
これにて探策終了~


 
今回はeichanさんが良材を見つけてくれなかったら
ボウズだったなぁ~あぶない、あぶない(苦笑


 
eichanさんに本当に感謝!ありがとうございました!m(__)m


 

帰宅後、撮影
大事に育てるからね~(^_^)


 

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