京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

「壬生菜」

2013-02-17 | 旬野菜

2月16日、朝は雪景色。寂光院方面の山並です。

寒いけど、朝日に照らされた山並の雪景色を見ている

と自然の雄大さ感じます。トシいった証拠やろか?

ところで「壬生菜」です。

もっと大きな株になるんですが2~3キロもある株を売

る訳にも行きませんので、これくらいの束にして売って

おります。

本来の「壬生菜」の味はこの大株の味でしょう。

京の伝統野菜に「水菜」、「壬生菜」とありますが、もと

は、「壬生菜」は「水菜」から分化したもの。同じ「水菜」

同士でも今の主流は「水菜」(切れ葉)です。それもサラ

ダに出来るような細い小株が流行りです。

「壬生菜」(丸葉)も然り。大株は人気がないようですね。

私は、「壬生菜」の独特の辛味が好きで、千枚漬けに

添えてある、あの浅漬けが「壬生菜」の味が味わえて

好きですね。京都の三大漬物である千枚漬けよりも

ウマいんと違いますやろか?

勿論、漬物に使う「壬生菜」は大株です。サラダに出来

るような貧弱なものではありません。

揚げと炊いたり、辛子和えにしたり、こんなんが一杯

飲み屋さんの付き出しに出たら、もう、それだけで

そのお店のファンになりますね。

こらー、やっぱりトシいった証拠やわ。

以上です。


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