逃げるか逃げないか

ずっと迷っている。妻は自分がよければと言っている。
たいしたものじゃないが、出世レースからの離脱。
もう、今の立場が耐え切れない。責任の重さってやつか。
次には次の責任がある。
支店長に申し出て逃げれば、定年退職までゆったりと
した気分で暮らせる。それでいいかと、妻が聞くのだ。

ぐだぐだ考えているときは、それで十分と考えて
いるのだが、そのときになって本当にそう思うのかは
そりゃあわからない。しかしつぶれちゃったら
終わりだからなあ。そのときでもいいのか。
わからない。
少し落ち着くと、もう少し頑張るかと思うときも
あるから不思議だ。
どうするのかなあ。そのうちに人事のシーズン上
間に合わなくなるな、きっと。それでまた来年か。

夜にごたごたがあって、意図的な寝坊、ただし
妻が働きだすから、それに合わせてなんとなく。
午後からの仕事がうっとうしい。
頭痛があり、口はまずい。何よりなにもかもが
めんどうだ。重症。
昼の目玉焼き乗せ焼そばで少し復活、がんばって
着替えて家を出る。

賑やかしで祝賀会に出て、早々に会場を出る。
まあ、そんな感じ。帰宅すると妻がいた。
そこから寝るのかと思ったけど、意外に沈没せず、
録画を処理したり、洗濯物を処理したり、これから
親父の年賀状でもやるかと、少し力が出てきた。

間もなく夕食、秋の合同お誕生日会だが、実は
三男が明日から一人暮らし、界王家全員での
食事は最後になる。妻や義母がしんみりするかなあ。
三男は鍵をもらいに行き、長男と次男が帰って
きた。最後の晩餐は手巻き寿司か。さみしくなるな。

★今日のいいこと
　　なんだか満足感がある土曜日なのはなぜだ。
☆今日の画像
　　やっと出会えた鯵だ。大好物。