小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

名店 山ね家~赤坂は個人商店の町

2014-03-23 12:30:42 | Weblog
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↑ こちらの写真は山ね家の若女将ですが、実に良い表情でご飯をよそっています。こういう立ち居振る舞いひとつにも、旨いものを出すかどうかが出るもの。

萬古焼き(ばんこやき)という耐熱性にすぐれた焼き物でご飯を炊き上げるのですが、注文してから炊きあがり蒸し上がるのに40分ほどかかります。
よく出来立てのご飯は切るように混ぜると良いといいますが、そのセオリー通り、丁寧に仕込んで炊きあがったご飯をこのようによそってくれるのだから、たまりません。



女将さんは、どんなつまらないダジャレにも笑ってくれる一方(『このイクラ、いくら?』レベルでも可♪)、まわりに迷惑をかける客にはキチンと注意します。

先日は、カウンターで不適切な行為をしていたカップルに、やんわり注意してくれました。騒々しいわけではなかったけど、やはり度を超えたスキンシップはほかのところでやってほしいですからね。

席は私の真後ろで見えないと言えば見えないのですが、前に座ってた友だちは直視しますから、当然気配は気づきます。
やはりマナーは、ちゃんと“学な~”ばないといけません・・・なんて、ウフッ♪

厨房のご主人と弟さんの作る料理も素晴らしいのですが、やはり客の口に入るまでが料理なので、運んでくる人も肝心。



これは拙著「おちゃめなイタリア人!」でも書いたことですが、旨い店、良い店というのは、いかにも美味しそうなものを運んできそうな人がいるってことですね。

そんな意味では、トルコ料理のアセナもそうでしたが、奥さんの綾子さん。一目見て旨そうなものを運んできそうな雰囲気がありました。

インドで最初にひおきどんに会ったときも、杜氏と聞いて(当時は副杜氏)、この人が作る酒なら旨いに違いないと思いましたが、やはり当然ながら料理は人の口に入るもの。



アートと同じで、作り手の技量や才能、それになにより『旨いもんを食わせよう』という気持ちが大切でしょう。

と、痛風持ちがエラそうなことを申してますが、赤坂はそんな個人商店の店が多い店です。ランチのクオリティなどは、おそらく日本一でしょう。日本一ちゅうことは、世界一と言って良いかもしれません。

格安で食べられるチェーン店も良いですが、やはりここは小さな規模で頑張ってる個人商店を応援したいところ。

昨日もほぼ満員で繁盛していました♪



関係ないけど、大相撲は鶴竜が横綱になりそうですな。
きせファンの私とすると、どうしてかくりうがと悩ましいところですが、これも仕方ありますまい。

白鵬でも鶴竜でも優勝はかまいませんが、今日の一番、奮闘している琴奨菊関に奮闘してほしいところ。敵ながら天晴れ(敵認定ですが)、ちょっと最近好きかなと妙な気分ですが、少なくともあの姿は応援せずにはいられません。

稀勢の里関、来場所こそ期待です。
コメント
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