志村正彦ゆかりの地巡り@富士吉田 その2

４月14日。桜の季節。フジファブリック10周年、おめでとうございます☆


本日は、志村正彦ゆかりの地巡り@富士吉田。続きです。


月江寺駅を後にしまして、向かうはこちら。



ふじさんホール（旧富士五湖文化センター）でございまーす。
2008年5月31日、TEENAGERツアー追加公演が行われた場所です。15歳の志村少年が『いつかここでライブをするんだ！』と夢見ていた場所でもあります。


今回の上映會はここで行われました。



早めに会場へ行き、ひとまず昼食をとることに。

うどんCAFEなるものに入るべく、入口に並んでおりました。

すると真横を通る男性達。


………。


……あ。


……ダイちゃん。


ダイちゃんだーー！（笑）←


一瞬シーンとなるロビー。そして時間差で上がる黄色い歓声。嬉しそうな鍵盤金澤さん。


うわぁ。ダイちゃんめちゃくちゃ可愛い。華奢だ。睫毛がすごい。服もお洒落だし後ろの刈り上げが可愛いなぁ…


と、ダイちゃんばかりに気を取られていたのですが。


…あれ？


よく見たら後ろクボさんやん。メレンゲクボさんやん。

うわぁ。カッコイい。思いの外カッコイい。背高いー！顔ちっちゃい！お洒落～！

こんな間近で見れるなんて。大興奮。

ダイちゃんは『どうも』、クボさんは『こんにちは』と仰ってそそくさと関係者入口に入って行かれました。


一瞬では有りましたが、とてもラッキーな出来事でした。

ここ最近の私、本当についている。ちょっと怖い。


夢のような出来事に大興奮しながら昼食を済ませ、展示会へと向かいました。


まず目に入ってきたのは壁一面に貼られた写真達。



『FAB BOX２』の特典photobookより、厳選された写真達です。キラキラと煌めいていました。

TEENAGERツアーの時の志村君がいました。




そしてそしてライブ当日着用していたＴシャツ、ギターやアンプ達。



右奥のアンプは2009年ロックだぜ！でそーくんが壊したマッチレスですね。煙が出たやつ。




志村君が上京してすぐ買ったというVOXのアンプ。日比谷野音の『ロマネ』のギターソロで志村君が弾いていたレスポール。

（残念ながらテレキャスさんはいらっしゃいませんでした）


…あぁ。なんか嬉しいなぁ。


そんなこんなしながら、会場内へ。舞台には、当時使われていた富士山の緞帳がありました。とってもとっても素敵でした。


席に着きまして、静かに開演を待ちました。期待と不安が交差しながらその時を待つ。


そして、上映會がスタート。



泣いた。


周りの方も泣いていました。


DVD発売前なので内容についての詳しい言及は避けますが…


志村君。

オープニングの『大地讃頌』の舞台裏であんな事してたんだね。ライブが始まる前…あなたが静かに高揚している姿を見て、胸がいっぱいになって泣いてしまったよ。


映像には2008年5月31日、15歳から12年越しの夢を叶えた志村君のとても輝いている姿が映っていました。６年前、あなたは確かに此処に居たのですね。


上映會が終わり、今回の企画を運営されたＥＭI今村さんは最後にこう仰いました。


『これからも志村正彦を、フジファブリックを宜しくお願いします。』


志村君は…志村君の作品は、これからもきっと沢山の方の中で生きていくのだなぁと感じました。


上映會会場では、メレンゲクボさん、アートスクール木下さん、城戸さんをお見かけしました。プライベートで来られていたようです。嗚呼、美しき友情かな。


感傷に浸りながら歩いていた帰り道、ふと見上げるとそこには大きな富士山が。ずっと霞んで見えなかったのですが、イベント終わりに出てきてくれました。



何て壮大で神秘的なのだろう。


こんな素晴らしい所で志村君は生まれ、育ってきたからこそああいう素晴らしい歌詞を書くこと出来たのだろうなぁ…と、改めて感じました。


なんてことを考えながら歩いていたらしっかり迷ってしまい、地元の方に道を伺った所…その方に『志村どうだった？』と訊かれました。

『とても素晴らしかったです。』と私が答えると、その方は満面の笑みで返して下さいました。

富士吉田の皆さんに愛されてるんだなぁ、志村君。


富士吉田だけじゃない、今回この企画にしても周りの方やファンに本当に愛されているから出来たこと。

改めてそう感じた富士吉田の旅でございました。


富士吉田。かなり近くになってから行くことが決まり、バタバタでしたが、心から来て良かった…と思いました。


是非また来たい。