海辺のカフカ、retry

買いました。遂に、これを買ってきました。


村上春樹さん著書《海辺のカフカ》

約1年半ほど前でしょうか。こちらのブログで『村上素人』という記事を書き、初めて《海辺のカフカ》に挑んだのは。

自慢じゃないですが、私は１年に１冊本を読むか読まないかの世界で生きてます。活字がね～…昔から苦手なんですよ。とにかく。眠くなっちゃって。

そんな“本を読まない女子”の私ですが、志村さんが2004年の《ダヴィンチ》で、『村上春樹さんが好きだ』『初めて読んだのは《海辺のカフカ》だ』…と言ってた記事を目にし、『これは志村好きとしては、是非読まなくては！！』と意気込み、急いで本屋に行ってこの本を手にとったんです。

１ページめくって読んで。

途中飛ばしてチラチラ読んで。

…挫折。（←え？）

読みたいけど読めない。読みたいけど読めない。（何故なら長いから）の繰り返し。その後何冊か短めの作品を読ませて頂きましたが、《海辺のカフカ》は読まず。

そこから時は流れて１年半。

１年半も経って何故今更…？と自分でも思うんですけど。

実は先日、ランチに入った玉川ポルタで、座った席に偶然《海辺のカフカ》が置いてあったんですよ。『あ！』っと思いながら何となく手に取って読んでみました。30分ほど読みました。まだまだ序盤だけだけど、今回は何とか読めました。

ちょろっと読んだ後はランチを美味しく食べて、店主さんとフジアナログ盤についてお話をして（お店に全部あった）、お店を後に。

そっからずっと本の続きが気になっちゃって、今日仕事終わりに買ってきました。とりあえず上巻だけ。（また挫折するかもしれないので）

文庫本を買うなんて我ながら珍しい。しかも読みたい！ってなるのも珍しいことです。読むなら今しかない気がする。




因みに志村さんは、村上春樹さんの作品を読む際、文章・場面毎に脳内でBGMを作ってたそうです。

志村君のBGMで読める村上春樹さんとか…最高過ぎる。生々しい文章と、生々しい音楽。

でもまぁ、あれこれ言うのは先ず読んでから。