『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

2014.12.24

2014年12月24日 | 志村君へ

拝啓、志村正彦 様。


今日は12月24日。

あなたがこの世を去ってから、早いものでもう5年が経ちましたね。何だかとっても長かったような、短かったようなそんな気持ちです。


しかし…よりによって何でこうも忘れられない日に死んじゃったのかなぁ。ドSですね、やっぱり。


去年、あなたへ宛てたお手紙に『近々会いに行きます』と書いていたでしょう?あれからね、何と2度もあなたにお会いすることが出来ました。(私に気付いて頂けたかしら)


良い所ですよね、富士吉田。多分あなたを好きにならなかったら、一生行かなかったかも…と思います。


思い返せば…このブログを書き始めてから、私の周りでは不思議なことが沢山起きました。


今まで生きてきた中でかなり濃かった1年だったなぁ、とひしひしと感じております。


あまり生きることに執着してなかった私ですが…あなたに出会えたことで、必死で生きることの大切さや、人の温かさに気付くことが出来ました。


だから、そんなあなたに少しでも恩返しが出来れば…と思ってこのブログを始めたのだけれど。何だか逆にまた、色んなものをもらっている気がします。感謝しきりです。ありがとうございます。


毎年この時期になると、やっぱりどうしてもセンチメンタルな気持ちになってしまいますね。



ねぇ、志村君…





どうして…死んでしまったんですか?


あなたはもっともっと生きて、今まで以上にいい音楽を作っていたはずで…もっと沢山の人に知ってもらうべき人だったのに。


どうしてなんだろうね。


もっとちゃんと寝て、ちゃんと食べていてくれたら…と何度思ったことだろう。


私は、今のフジファブリックも大好きだし応援してます。


そーくんも、ダイちゃんも、かとをさんも大好きです。


それでもやっぱりさ…私は志村君がいい。


志村君の声が、言葉がいい。また聴きたい。ずっと聴いていたい。


『最近志村君の作る曲変わったよね~…前の方が好きだったなぁ。』とか、


『結婚してからちょっとロックじゃなくなっちゃったな。幸せボケかなぁ。』とか、


文句言いながら聴きたかったなぁって思ってしまいます。


それでもまた、『あぁ、志村正彦はやっぱり天才だな』と何度も何度も思わせてくれたはずだから。



でも…どんなに願っても、もう聴けないんですよね。


もうこの世に居ない事は理解しているはずなのに、それでもやっぱり…何度も何度ももう聴けないことを思い知って、落胆するんです。 


何でだろう、おかしいよね。でもこの想いはきっと、この先も消えないんでしょうね。


3倍速で生きた、唯一無二の天才。私は本当にあなたが大好きなんです。伝わってますか?


『もういい加減忘れてくれよ~…』って天国で呆れていても、私はあなたのことずっと忘れない。忘れることは出来ないです。


今日は、いつも以上に沢山の方があなたの所へ来てくれてるのでしょうね。皆あなたのことが大好きですもんね。


私もお会いしたいのですが、遠くて会いに行けないので…コーラとフリスクピンクとアメスピメンソールを持って『茜色の夕日』を聴きながら、あなたのことを目一杯考えて過ごすことにします。

去年と同じくスタバのブラックコーヒーは苦すぎるので断念します。あしからず。


いつか天国でお会い出来たらその時は、作り溜めしている(であろう)新曲を是非聴かせてください。それを楽しみに、私はこちらでしっかり頑張りたいと思います。



それでは今日はこの辺で、また。