Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

60歳代の人間の共通体験

2017年06月17日 22時47分17秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日は特に予定は無い。しかし来週の前半は慌ただしい。今度は2週ほど退職者会の取組みが続く。特に月曜日は朝から夜まで、立て続けに会議と集会が重なっている。

 退職者会の取組みは友人も多いし、お互いの生き様への理解も、それぞれの長い体験も了解した上で、きつい冗談も言い合える関係である。顔を突き合わせることも、長時間の会議も、お酒の付き合いも慣れている。それぞれの10代後半からの半世紀の体験を共有出来ている。たぶん私たちの親の世代にとって軍隊体験が生涯切り離せない共通体験だったように1960年代後半以降の体験は、当時顔を合わせていなくとも体験として共有している。

 この共通体験は、だが、世代間を超えての拡げ方に難点があるのだろう。私達が親の世代の共通体験をとても追体験したくないというのと同じように。戦後の混乱期に青年期を送った世代、1960年安保世代、団塊の世代、それ以降の世代とを比べると、団塊の世代以前とそれ以降の世代との間には大きな溝がある、とは私の友人の言である。
 この当否について、私はあまり肯定的ではないが、しかし一概に否定するのもまた難しい。否定できるとすればそれは、世代論そのものがあまり意味がない、というレベルでしか否定できないのだと思っている。

 本日は会議が早く終わったので、とりとめもなくこんなことを会議室から家に着くまでの間に考えながら歩いていた。

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2 コメント

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ローリングウエスト様 (Fs)
2017-06-18 10:47:01
私は団塊の世代に2~3年遅れて生まれましたので、「足跡を見ながら」あるいは「団塊の世代の落穂広い」、「団塊荒野をトボトボと少しだけ整地しながら」という感じですね。
仰るとおり、「よく食べ、よく飲み、よく動き」ます。エネルギッシュでパワフルであることが価値であるような人々と付き合っていると自分までそのように見られてしまいます。
Unknown (ローリングウエスト)
2017-06-18 07:21:17
団塊の世代以前とそれ以降の世代との間には大きな溝がある・・、小生らはその10年後でシラケ世代などと呼ばれイデオロギー論を交わすことはなく、大学時代はまさに遊びの場という感じでした。やはり1960年安保世代・団塊の世代の方は自分達がそうあるべきかか政治はどうあるべきかを語っていましたから確かに溝があるかもしれませんね。小生はこの世代の方と一緒に登山に行っているのでよくわかります。しかし団塊軍団は良く食べ酒を呑みパワフルなことにいつも驚かされます。(苦笑)

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