本日はサントリー美術館に出かけた。「逆境の絵師 久隅守景-親しきものへのまなざし-」を開催している。
NHKの日曜美術館でも放映されていた。惹かれる作品、見ていて飽きることのない作品が並んでいたと感じた。
久隅守景の人となりを解説から私なりに要約すると、「久隅守景は、狩野探幽に学び、探幽の姪・国との間に2人の子をもうけるものの、娘の雪信は探幽の弟子と駆け落ち、息子の彦十郎は佐渡へ島流し、と不祥事が続き探幽のもとを離れる。
しかし精力的に制作を続け、晩年に加賀の前田家の招きで金沢に滞在。北陸に多くの作品が残されている。
とくに農民風俗を描いた「耕作図」で独自の世界を確立。「納涼図屏風」は代表作と云われる。狩野派の筆法を基盤に、雪舟の水墨表現、やまと絵の表現を取り入れ、守景ならではの特徴を示しています。
生前にすでに評判となるものの、家系、出自、生没年など、生涯の詳しいことはわかっていない。作品に年記をほとんど添えなかったため、画業の変遷をたどることも困難なため、「謎の絵師」といわれる」ということになる。
展覧会の構成は「第1章 狩野派からの出発」で狩野派の一員として制作に参加したらしい「四季山水図襖」、「瀟湘八景図屏風」、「十六羅漢図」が目をひく。
「第2章 四季耕作図の世界」では本日展示されていたのは2種の「四季耕作図屏風 旧浅野家本」と「同 旧小坂家本」。なかなか楽しめる作品である。
「第3章 晩年期の作品-加賀から京都へ」では、「鷹狩図屏風」「近江八景図」「賀茂競馬・宇治茶摘図屏風」の3点が本日の展示。国宝の「納涼図屏風」は残念ながら前期展示であった。
「第4章 守景の機知-人物・動物・植物」では小品が並ぶ。
「第5章 守景の子供たち-雪信・彦十郎」の作品が並ぶ。大半が雪信で彦十郎は2点のみ、で後期の本日は1点「蝦蟇仙人図」であった。
気に入った作品や気になった作品は後日にアップ予定。
NHKの日曜美術館でも放映されていた。惹かれる作品、見ていて飽きることのない作品が並んでいたと感じた。
久隅守景の人となりを解説から私なりに要約すると、「久隅守景は、狩野探幽に学び、探幽の姪・国との間に2人の子をもうけるものの、娘の雪信は探幽の弟子と駆け落ち、息子の彦十郎は佐渡へ島流し、と不祥事が続き探幽のもとを離れる。
しかし精力的に制作を続け、晩年に加賀の前田家の招きで金沢に滞在。北陸に多くの作品が残されている。
とくに農民風俗を描いた「耕作図」で独自の世界を確立。「納涼図屏風」は代表作と云われる。狩野派の筆法を基盤に、雪舟の水墨表現、やまと絵の表現を取り入れ、守景ならではの特徴を示しています。
生前にすでに評判となるものの、家系、出自、生没年など、生涯の詳しいことはわかっていない。作品に年記をほとんど添えなかったため、画業の変遷をたどることも困難なため、「謎の絵師」といわれる」ということになる。
展覧会の構成は「第1章 狩野派からの出発」で狩野派の一員として制作に参加したらしい「四季山水図襖」、「瀟湘八景図屏風」、「十六羅漢図」が目をひく。
「第2章 四季耕作図の世界」では本日展示されていたのは2種の「四季耕作図屏風 旧浅野家本」と「同 旧小坂家本」。なかなか楽しめる作品である。
「第3章 晩年期の作品-加賀から京都へ」では、「鷹狩図屏風」「近江八景図」「賀茂競馬・宇治茶摘図屏風」の3点が本日の展示。国宝の「納涼図屏風」は残念ながら前期展示であった。
「第4章 守景の機知-人物・動物・植物」では小品が並ぶ。
「第5章 守景の子供たち-雪信・彦十郎」の作品が並ぶ。大半が雪信で彦十郎は2点のみ、で後期の本日は1点「蝦蟇仙人図」であった。
気に入った作品や気になった作品は後日にアップ予定。