評価=☆☆☆★★
子供の頃怖かったものといえば「ゴジラ」「キングギドラ」「大魔神」。夜、共同浴場からの帰り道は、「キングギドラ」に踏みつけられないように、いつも後ろを注意して歩いたものだ。悪には無慈悲な「大魔神」もかなりのもの。表情のない埴輪が突然に動き出す。腕が顔の前を通りすぎると、修羅のような顔に変身し、逃げる悪を何処まででも追い詰め命を奪う。怪獣との大きな違いはなんといってもスケール。「ゴジラ」は確か体長50メートル。高い目線からはなんとか隠れることもできようが、「大魔神」は10数メートル。隠れようがない、そしてリアリティがありすぎる大きさなのである。なんとか、火炎放射や引力光線で焼かれたり、鏨を体に打ち込まれることなく生きてこられたのはなにより。
閑話休題。確かに面白い本ではあるが、風呂敷を広げすぎている。もう少しポイントを絞って書いていただければ読みやすかったが…。
子供の頃怖かったものといえば「ゴジラ」「キングギドラ」「大魔神」。夜、共同浴場からの帰り道は、「キングギドラ」に踏みつけられないように、いつも後ろを注意して歩いたものだ。悪には無慈悲な「大魔神」もかなりのもの。表情のない埴輪が突然に動き出す。腕が顔の前を通りすぎると、修羅のような顔に変身し、逃げる悪を何処まででも追い詰め命を奪う。怪獣との大きな違いはなんといってもスケール。「ゴジラ」は確か体長50メートル。高い目線からはなんとか隠れることもできようが、「大魔神」は10数メートル。隠れようがない、そしてリアリティがありすぎる大きさなのである。なんとか、火炎放射や引力光線で焼かれたり、鏨を体に打ち込まれることなく生きてこられたのはなにより。
閑話休題。確かに面白い本ではあるが、風呂敷を広げすぎている。もう少しポイントを絞って書いていただければ読みやすかったが…。