国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

警察担当

2014-05-09 09:02:00 | Weblog
札幌北区内で発生したカセットガスボンベを使用した連続爆発事件は、同区内在住50代の女性容疑者の逮捕により一応の解決を見た。この間担当の記者、いわゆるサツ回りと呼ばれる警察担当記者は早朝から深夜までそれこそ北奔北走した。ご苦労さんなことだがこれが定めと思って諦めてもらうしかない。さて一応と書いたが、
自宅から押収した証拠物件は、ガスボンベのメーカー名を書いたメモ、ゴム印、型枠の定規など、客観的にみれば犯行に使用されたものと推察される。またタクシー会社から提出された事件当夜北署近辺を走行する容疑者の自動車の映像。名指しした警察官との関係など、状況証拠からすると限りなくクロに近い印象を与える。しかし、動かぬ証拠ではない。「疑わしきは容疑者の利益」なのである。警察はこれらをもとになんとか自供を引き出そうとしたものとみられる。だが仮に否認されても上記の状況証拠を積み重ねることにより公判維持が可能であると判断し逮捕に踏み切ったのだろう。
もう一つ見方がある。それは起訴に持ち込むため、マスコミには公表していない隠し玉、決定的な証拠を当局が持っているのではないかと。今回の標的は札幌北署、前代未聞の直接攻撃だ。警察はその威信をかけ、どんな手段を使っても容疑者を割り出すと見ていたが、最終的に裁判で有罪に持ち込めなければ敗北どころではない、市民、人権団体から痛罵され権威は失墜する。
従って負けられない戦いにまだ公表できないブツがあるのではないかと担当者が疑心暗鬼になるのも無理はないこと。その裏取りに夜討ち、朝駆け、東奔西走、江別や石狩へも走る。これも性。追い打ちをかけたのは、模倣犯の出現だ。北署管内の石狩市、そして北区で起こったガスボンベによる爆発事件。このような愉快犯的模倣犯の低俗な行為にうんざりした方も多いのではないか。うんざりしているのはサツ担当も同じ、当分寝不足が続くようだ。ご苦労さん。