国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

ショップとブンタ

2013-08-21 09:05:10 | Weblog
初めて試したタバコはショートピースではなくショートホープだった、その後ほとんどスモーキングブギ状態だったことは否定しないが。われわれ世代はそれを縮めて「ショップ」と呼んだ。長ったらしくショートホープなどと言うものなら「お前ガッサイ」と処断された。ショップを開封するには、開け口の赤いセロハンには手を付けず、反対側の折り畳まれたフィルムをきれいにはがして中の引き出しを取り出し、逆に入れ直すというという儀式があった。今になってもこれを続けている50代60代の方を見かけると無性に嬉しくなり「どん突きにでも行くかい?」と声を掛けたくなる。
一方のブンタは菅原文太のことではない。年代的には東映全盛期だが、こちらは日本専売公社のドル箱だった「セブンスター」の略。どちらかというとニコチンを摂取するという直球的なイメージがあるショップに対して、ブンタは都会的な、斜に構えた存在だった。その後タバコは冷遇されていく、「小さな希望」も絶たれていくのはご承知の通りだ。
さてタバコの話ではない。サザンの復活曲「ピースとハイライト」をめぐって、一部から批判が噴出しているのだ。「隣国との歴史解釈の違いに寛容であることが重要。愛でお互い分かり合おうよ」といたって歌詞は普通だが、タイトルのハイ(高)ライト(右)=極右と連想させたところと、ライブの背景映像に噛みつかれた。先週の終戦の日には韓国国会議員が都内で靖国参拝の抗議活動を行ったばかり、日中韓のホットシーズンにタイミングが悪かった。多くを語るつもりはないが、「メビウス」のように終わりなき論争に発展せずに、ぜひ「いこい」のコピー「今日も元気だタバコがうまい」で手打ちを。