行政の不手際だけを非難するわけにはいかない。これだけ降ればお手上げ、さすがに寒の入りだ。一昨日は岩見沢市内のバス路線が全線不通だったほか、栗沢町では雪の重みで牛舎が倒壊する事故も起こった。当別地方と小樽周辺の吹雪で学園都市線、札樽バイパスもほぼ1日中機能していなかった。残念だが札幌でも例外ではない。小生の通勤は地下鉄までバスを使用しているが、バス路線でもバス同士がすれ違えないため、一方が十字路で回避することで、普段の倍以上の時間がかかってしまう。山陰、東北の豪雪も記憶に新しい、多分近日中に気象庁が「平成23年豪雪」と命名することになるだろう。寒いのはこちらばかりではない。今春大学生の内定率が調査を開始した96年以来最低を記録したことがわかった。「就職氷河期」というより「全球凍結」=アイスボール状態。何とか夢を成就してもらいたいが、いずれも温暖化の兆しは見えてこない。