本の紹介 2009-08-17 09:47:58 | Weblog 衝撃的だったのは、創刊当時の「focus」の連載。インドで野犬が人間の死体を貪る写真を掲載し、コピーは「人喰えば鐘が鳴るなり法隆寺」。これが当時正岡子規の句に載せたTVCMを流してい飲料水メーカーの逆鱗に触れ、すぐさま降板となった。だが、「全東洋街道」「東京漂流」などで氏の地位は揺るぎないものとなっていた。著作は多分20年ほど前「乳の海」以来。現在、還暦をゆうに越えているが、主義主張、洞察眼は変わっていない。藤原新也ワールド健在なり。