那須高原、袋田の滝。

群馬、栃木、茨城あたりでは、もう紅葉も盛りを過ぎただろうと思ったが、旅行会社の宣伝に釣られて、「那須高原、袋田の滝、偕楽園」を回るバス旅行に行って来た。２泊３日で、一人３万円は安い。１０月中の予定を、１１月に延長しても、満員なのだ。豊田市駅前から乗車できるので、便利である。４８名の参加者は、老夫婦ばかり。私達も電話した時には、あと２人と言われた。ギリギリ間に合ったわけである。高齢者は海外旅行は、不安だが、何とか、長距離のバス旅行に参加できるものは、健康には自信があるのだろう。私より若いだろうと思って尋ねたところ、７９歳とか、７７歳の喜寿とか聞いて、驚いた。顔貌も若々しいのだ。私も、将来に希望が持てる気持ちがした。

　　　　　　
　　　　那須塩原温泉の朝。露天風呂から上がる湯気。
　　　　温泉は良い。手足の先まで痺れるような気持ち。
　　　
　　　　那須高原にある「もみじ谷大吊橋」
　　　　　　
　　「袋田の滝」。さすが、評判だけのことがあった。
　　　　　　
　　　　　　「益子焼」店先の看板、大狸。
　　　　
益子温泉、裏には岩を築き、温泉が流れるようにしてあった。　

行きは中央高速道を使い、浅間山を眺め、日光を通り、那須に着いた。バスの窓外は深い秋景色で、収穫の終った田圃が展開していた。着いた時には真っ暗だった。５８０キロ走ったとか。ドライバーも凄いが、高齢者揃いの乗客も凄い。

しかし、那須山中腹の「温泉神社」の石段とか、「袋田の滝」へ行く上り勾配の長いトンネルでは、息が切れ、心臓が躍って苦しかった。やはり、年を取った、と実感したことだった。