13日には、群馬県高崎市の会社員(55歳)を殺害した妻(51歳)が逮捕された。同日未明、まき割りで首を切りつけられた夫が「女房に刺された」と通報。署員が駆けつけると、唐黷ス夫の傍らで、茫然と立ちつくしている妻がおり、犯行を認めたため、警察が殺人未遂の現行犯で逮捕したと言う。夫の方は、間も無く死亡した。結婚から30年近く、近所からも仲が良さそうに見えた夫婦に、一体どんな事情があったのだろう。伝えるところに依れば、数カ月前に夫から「捨ててやる」と言われ、気に病んでいた、と言う。妻は「捨てられるくらいなら、夫を殺して自分も死のうと思った」と言っているとか。凶器のまき割りを購入、ベッドの下に隠していたそうだ。子供もいる。そんな仲の良さそうな夫婦に潜む「愛憎」悲劇だ。
愛知県では14日、殺人未遂の現行犯で、七宝町の80歳になる高齢者の妻を逮捕した。同日早朝、寝ていた75歳の夫の顔に、蒲団を被せ、殺そうとしたと言うのだ。老妻は直後に自ら通報し、夫を窒息死させようとしたことを認めたとか。夫は意識不明の重体だそうである。この事件では、日常的に家事を押しつけられている、と言う妻の不満が、突然殺意に変わったとみられている。妻は「草むしりをやれとか、普段からこき使われていた」と言っているとか。2人は15年ほど前に結婚したが、結婚前は、妻が家政婦のような形で、家事の手伝いをしていたとか。その延長のような夫婦生活の不満が、爆発したものだろう。
ある評論家は「妻は侮辱的に扱われても、夫に腕力、体力、経済力があると、反抗しにくい。だが、加齢につれて夫婦の力関係が逆転し、妻の方がタフになる」と指摘。「高齢化社会で同種の事件が続く可能性は大きい」と述べている。殺人とか殺人未遂にまで至らなくても、最近では、「熟年離婚」とかに見られるように、夫の方が妻に見放される例も多い。女性が、相対的に強くなっているのである。落語界の大物も、細君から離縁を言い渡される時代なのだ。夫たる者、細君を労わり、愛し続けて、共白髪まで生活して行きたいものである。妻の方も、夫が男性的魅力に欠けて来ても、この人と墓の中まで一緒に行こうと思って欲しいのだが・・。
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