バラエティー番組は見ないと言ったが、例外はある。民放のお昼の「なんでも鑑定団」などはその一つだ。騙されて、下らぬ骨董品を高値で掴まされ、嘆く出場者を見ると、他人事とは思えない。また、価値のない品物だと思って放って置いた陶器や絵画が、思わぬ名品と分かる時なども、興味深い。鑑定士軍団の学識、見識の深さに敬服する。
しかし、何が下らぬと言って、最近の政治家たちの言動くらい、下らないものはない。全て、自分のことは棚に上げて、政敵をこき下ろす。民衆の上に立つ、人格、識見豊かな人物だとは必ずしも信じていないが、それにしても、失望を通り越して、軽蔑したくなるような政治家が多い。こう言う人間が、日本の将来を左右するかと思うと、空恐ろしい。
それは兎も角、昨日も、私の好きな番組、NHKの「生活笑百科」を見ていた。このバラエティー番組は長寿番組で、この4月には、放送25年目に突入したとか。やはりそれだけの人気もあるのだろう。笑福亭仁鶴の軽妙な司会の下、常連の上沼恵美子たちが、大法螺を交えながら相談員を演じる。テーマは日常の法律相談。相談に来るのは、オール阪神・巨人や宮川大助・花子。ザ・ぼんちなどベテラン漫才師だ。相談員の答えを受けて、専門の弁護士が、正解を下す。成る程、法律的には、その様になるのかと感心する。
昨日も、オール阪神・巨人が、相談に来ていた。ところが、2人とも物凄い早口で、何を言っているのやら、分からない。訳が分からぬまま、弁護士が正解を下していた。こちらの解説はよく理解できた。結局、私の耳が、漫才師達の機関銃のような早口に、順応できなくなっていると言うことだ。高齢になると言うことは、辛いことだ。昨日まで出来たことが、今日は出来なくなっている。
物覚え、歩く速度など、日に日に衰えて行く。歩いていると、よく物に躓く。日なたに出ると、周囲が眩しい。丁度、食事をしようとして、その都度、「部分入れ歯」を取りに行くように、外出しようとして、玄関を出ると、もう一度「サングラス」を取りに戻る。しかし、寝たきりではなく、農作業も半日単位とは言え、ボツボツ出来るのだから、先ずは、有り難いことと感謝している。
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