雲取山でフワフワさくさく

入学前にひとりで登りたくなった。
この時期に一泊、単独となると、一度冬に行ったことがある雲取山がいいかな。
最近は体力に自信も無いので鴨沢からのピストンで。




前日は都内で雷雨があったのを覚えていますか？
雲取山頂では午後から明け方にかけて雪だったそうです。15cmの積雪。
かなり下の方から雪がついていて、予想外な冬の山歩きとなりました。
パウダーをふみふみ、時にカサッと落ちる雪にビクッとしたり、サクサクの雪に膝まで捕られたり。
トレースはひとつ。
バスが一緒だった若い男性のもの。とってもありがたいです。
途中からもう一人トレース 追加。

山頂まで6時間くらいかけて登った。
独りだと、不安でついしてしまうこと。
行動食の無駄食い。。
やたら食べちゃうのよねー。ちょっとダイエットもしたかったのに、失敗。

山頂からは富士山、南アルプスの眺望が良かったです。
雲はほとんどない一日でした。
すでに16時だったので急いで北側の山荘へ向かわねば。

山頂直下で食事中のお兄さんを抜き、もうひとりは山頂の非難小屋泊だったので、山頂から山荘までのトレースがない、、、。
それって初めての体験でした。
吹き溜まった雪の下は凍結しているのでアイゼンをつけて慎重に降りましたが、トレースがないって不安ですね～。

山荘は久しぶりに食事付をオーダー。
小屋の宿泊客は私だけ。
豆炭のこたつで個室ひとりじめ！
小屋のおじさんの話し相手をしながら夕飯をいただき、こたつに足を突っ込んでおやすみなさーい。

翌朝5時半の日の出を小屋から拝み、10時半のバス目指して駆け下りました。
天気はこの日も最高。
山頂でシャッターを押すも、電池切れ（泣）。
さよなら、またね、南アルプス～。

4時間くらいでバス停に到着。
走った～。
今日の行動食はアメだけで我慢です。

駐車場で靴と靴下を脱ぎ、ザックを枕に半時ほど昼寝。
奥多摩湖を通り過ぎる風が、冷たいけど心地よく足の指の間を通り抜けていきます（笑）。
この人目のなさ加減、久しぶりだわ～、と旅の気分を満喫。

自宅に着いたのは午後2時前。
早！夜のお花見だって出来ちゃいました。