昨日、「個人と株高」のなかで雇用アップは株高につながる旨書きましたね。ところで:
今朝発表になった6月の雇用状勢で、
有効求人倍率は前月比+0.01の1.10倍と、22年ぶりの高水準になった由です。
有効求人倍率とは、職業安定所に職を求めに来た人、一人当たりに対する求人数の割合です。
いま、さまざまな産業分野で人手不足がおき、
人材を集めることが企業にとって最大の経営課題である、とさえ言われています。
少し前に、日経新聞社の前田昌孝編集委員が、
「人手不足は株価を押し上げるマグマになる」と書いていましたね。同委員によれば:
“雇用状勢の改善は出生率回復の糸口にも”としていました。流れは、
正社員になれば ⇒ 結婚・出産が増え ⇒ 家を購入する人が増え
⇒ 「東京オリンピックを子供と一緒にテレビ観戦したい」と考える女性が増え、⇒ そして子供が増える、でした。
もちろん、企業の諸要因改善の結果が株価を上げるマグマになるのでは、
ということですが・・・・。
その動きがでてきた?明るい動きです。