住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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就職、コネ、岩波書店

2012年02月05日 | 日記
 コミヤマ厚労大臣が、岩波の縁故採用に対して調査に入ると言う記事が流された。 いかに、その感覚が国民とかけ離れていることか・・ 。 開いた口が塞がらない。

 一民間企業、社員が自分の息子や親戚の娘を自分の会社に入れようとするのに、公の組織がどう云う見解から口を挟もうと云うのだろうか・・・。 法律以前の問題とは思わないのだろうか・・ 。  それとも、≪羹に懲りてなますを吹く≫ の類なのだろうか・・。 

 東電やJR、あるいはJT辺りとはその生い立ちや成り立ちが、一般とは違う民間企業なら、税金を使って法に違反しているか、調べる必要があるのだろう・・ 。
何を勘違いしているのか、 民主党全体が、幼児ノイローゼ症候群とでも言うべき状態、官僚の『法』に対する意見を伺わないと、貶められるとでも思っているのだろうか、あるいは国民は 何に対しても反対して火の手を上げるとでも思っているのだろうか・・ 。
民主党のお偉いさんが、わが身を振り帰ってみれば、子供たちの見本にもなっていないという言質に対する姿勢を、反省することのほうが先であろう。


   ***  以下 引用  毎日Jp 2/3付 ***

 小宮山洋子厚生労働相は3日の閣議後の記者会見で、岩波書店が13年度の
定期採用で同書店の出版物の著者や社員の紹介を応募資格にしたことについて
「公正な採用・選考に弊害があるという指摘かと思うので、早急に事実関係を
把握したい」と述べた。

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  ***  以上引用  終  ***



  ***  以下引用  下記URLより ***
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120204-00000309-agora-soci

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 大学院進学時には就職希望の半分以上が企業の紐付き(企業の奨学金により)になっている勘定である。
勿論、卒業後は奨学金を給付した企業に就職する事になるが、大学での研究テーマも就職後を意識したものであり、その後、何か不都合があったという話を聞いた事はない。

 一方、国家・地方公務員となると話は全く別である。 彼らは市場に対峙する事無く、「税」に寄生している。 従って、仮に問題があったとしても、隠匿し、問題が発覚した時には既に手遅れとなる。
従って、公務員の採用に際しては「縁故採用」が言語道断であるのは当然として、あらゆる「情実」は排除されねばならない。

 一旦岩波書店の事を忘れ、冷静に考えれば、「縁故採用」、「情実」の最たるものは公務員の天下りと言う事になるのではないか?

 他省庁は一先ず置いといて、小宮山大臣は隗より始めよで、足元厚労省の天下り実態を調査すべきである。
行政の裁量権を笠に着た、製薬企業への押し込みや、交付金を伴った独立行政法人への天下りが国民を阿鼻叫喚に追い込んでいる実態が焙り出される事であろう。

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  ***  以上引用  終  ***


 税金に些かでも関係のある給与を、生活の糧とする人を除いては、コネあるいは縁故に何らこだわる必要はないのであろうが、根本的には、公務に携わる人々は、安定性、給与、年金、ボーナスどれをとっても、地方においては民間企業をはるかに上回る待遇が有るから、そしてその待遇の一部を、政治家や首長にキックバックされる体質にあるのだろう。

 連日のニュースでは、消費税増税と社会福祉は二者択一のような話をしているが、大切なことは、肝心の『行政経費』の話が抜け落ちていることであろう。
公務員のコネ採用は、好待遇と表裏一体となったものだけに、’〇九年マニフェストの公務員給与カットが、いかに的を得たものであったかということを、証明したことになっていた。
その行政経費は、すっかり隠したままで、さも増税が必要という姿勢は、いただけない。
だから、パペットなどと揶揄されることになるのだろう。



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