このまま進めば、2番底に進むのは時間の問題となっているような気がする。 言うまでも無いことだが私は経済学の何たるかを、専門的に学んだ事は無い。
表題に掲げたデフレスパイラル、素人的感覚では既に其の渦中に巻き込まれているように感じられる。
昭和3年(1929年)頃の時代の不景気が、歴史が示す通りそのまま第二次世界大戦になだれ込む原因になったことは、ご存知の通りである。 世界の指導的立場にある人たちの思考は、当時の市場原理主義、資本原理主義から現在まで、半歩も前進していないのが現実である。
このまま、アメリカのカウボーイ保安官主義が進めば、やはり世界に不穏な動きが出てくるのは間違いない。 それの引き金が、陰謀から出るか、明日のパンを求める市民から起きるかの違いによることだけである。
日本、あるいはアジア圏と言って間違いなかろうが、銭が無くても、『米の飯とお天道様はついて回る』という
この気持ちは、アメリカに住む人には永遠に理解できないのではなかろうか。 自然との共生と言う事は、日本に住んで初めて理解できるような気がする。 小泉八雲を始め、幾多の外国人が日本に住みついたのは、その人群れの優しさの実感であったろうと思う。
**** 2番底の記事 日経ビジネス ニュースより ****
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091022/207838/?P=1
2009年度補正予算は約3兆円分の凍結が決まり、「無駄遣い」の撲滅が始まった。一方、失業率の高止まりや物価の大幅な下落など、景気回復の足取りは弱いままだ。次の景気対策は来年初めになりそうで、政策の空白は景気の『二番底』 を招きかねない。
鳩山由紀夫政権は16日、麻生太郎政権がまとめた過去最大の景気対策のうち、2割を凍結または執行停止することを決めた。心配されたのは、経済基盤が弱い地方への影響。だが、ある自治体幹部は安堵の声を漏らす。
**** 以上 ****
2番底を防ぐのは、政治的てこ入れ以外有り得ないのではないか。
この際、ニコニコおじさん『 榊原 英資 』氏に、政策責任を与えて其の思うところを、実施させるのがベストではないのか。 中国の需要拡大に期待すると言うのは、なんか虫が良すぎる気がしないでもない。
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