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失いたくない、日本の基礎技術力

2013年09月12日 | 日記

 ちょっと前に、日本の国際競争力と云うのが、スイスの『W.E.F.』によって『日本9位』と発表されていた。

 別にこれを取り上げて、筆者は「韓国、どうだ!」と云うつもりは無い。   一昔前に、「JAPAN AS NO.1」と持ち上げられたのは、アメリカ側の日本からの資本の収奪を目論む展望が有っての事、スイスの経済研究機関にしても、いろいろと云うに言えない裏事情が有るのだろう。
その辺の事情を知った上で、データは扱わねば、後に「こんなはずではなかった」と云う事になりかねない。


 さて話は変わるが、9月3日、国立科学博物館より『未来技術遺産』という22件の工業生産品が、登録された。 以下、それを挙げてみたい。  引用元:下記URL
  http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/159444.pdf

 1.放送局用ビデオ  ’76    2.真空管式コンピューター’59
 3.機械式翻訳計算機 ’59    4.塩ビ製造装置     ’50
 5.産業用ロボット  ’77    6.カラーテレビ     ’60
 7.タービン発電機  ’53    8.カード電卓      ’83
 9.携帯電話     ’85   10.フランシス水車    ’15
11.デジタルカメラ  ’90   12.セラミックス材    ’79
13.発電ガスタービン ’49   14.ラッカー塗料     ’53
15.プレハブ住宅   ’71   16.データパンチカード  ’45
17.ガスエンジン資料 ’11   18.ターンテーブル    ’70
19.カラーフィルム  ’41   20.セメダイン      ’38
21.ロープ製造機  1892   22.渦巻蚊取り線香    ’25 


  この様に、広範囲にわたって選ばれている訳だが、どうしてこれが・・とか、もっと重要な工業製品も有るよ・・とか、読者の方にも思い入れは色々あるのではないかと思います。 筆者にしても有ります。

 若い時は、仕事に追われ夢の中まで仕事が追って来たものでした。  それを『精神障害』と取るか、それで『一人前』と取るかは、それも各人によって違うのだろうと思います。


 筆者が過ごした時とは、時代が違うと云えば違うのでしょう。  アイフォンとスマートフォンの区別さえつかないのですから、当然です。 技術的に大きく進化したと思っていても、それらは小手先の技術だけで、人間の本質的な所は2000年前とほとんど変わって無いと云えば無い様な気もします。

 
 工業的な方向で、今の拝金主義の先頭に立とうとすれば、
  1.これから何が流行るのか、先を見る眼と
  2.現状の方法や道具を変える、アイデアと
  3.他人をたぶらかす、口先が必要です。
    ゆめゆめ、人の稼ぎのアガリを戴こうなんて言う事は、
    アメリカ人だけにしたいものです。

 技術を進める為には、常に問題意識を前頭葉にぶら下げておられる方は、遣って居られるかもしれないが、常に『メモ帳』を肌身離さず、持ち続ける事です。

 年がはかどると情けない事ですが、メモ帳が有っても鉛筆が無かったり、書いたメモが何処かへ見失ったりと、自身の行動さえも、思うにまかせません。

 若い方は、若い時にしか思いつかない『バカな事』を真剣に考えたりもします。
 技術革新は、固定観念が染みついた頭からは、生まれ難いものです。
 若い時に、頭を使う訓練は絶え間なくやって、損はありません。
 3日位は、悩んで眠れなくても、大丈夫それが若さです。


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