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カンニングも時代と共に

2011年03月03日 | 日記

 大手メディアのニュースでは、金太郎飴のように大学入試のカンニング問題を大きく取り上げ、さも大事件のように報じている。 
私は、昨晩息子とカンニングについて話をした。 「そんな純情な事をするのは、きっと山形県人だべな、ばれたら家で雇っても良いような人柄だろう」と言った事が、どうやら的を得ていたようである。 洩れ伝える所を聞けば、弁護士になって世の役に立ちたいとの事、いろいろの意見があるだろうが筆者には、何故かと言われたら困るが、どうも同情の気持ちしか湧き上がらない。
 
 彼も現代の新自由主義に犯され、日本の指導的立場の人々を見て、迷いが生じたのではあるまいか。 言うなれば、時代の犠牲者のような気がしないでもない。 検察と警察の不祥事、裁判官の裏金のような現実を見れば、この程度の悪(?)は、罪では無いと思ったりした?


 大手メディアの、報道の手法を見ていると、自からが新聞やテレビ(=同族経営者)で、害にも益にもならないような話の種を『バラ蒔き』、それが巷に溢れるようになってから、再びその『話題の芽』に水をやり、温度を与え、その話題を育て上げ、再び其の事件を反復報道、そうやって世間の耳目を集めさせる。 そして何時までも、新聞への興味を持ち続けさせたい思惑が、強く垣間見える。 
新聞が、アメリカの国が滅び行くより早く亡びる御用メディアと云うことは、当の新聞テレビ局で働いている者が、最もよく解っているのではないか。


 ちょっと深読みすれば、次期総理になってもらいたい○○外務大臣の『偽献金疑惑』報道の印象を無くしたいが為に、愚にも付かない問題を揃いも揃ってヘッドラインに並べ立てていると思えなくも無い。 
大学入試は、形だけにして進級を難しくすれば良いと云うことは、だいぶ前から言われ続けていることだが、其れを実行しようとする人はまだ居ないのか・・・。 同じような意見がデータを揃えて書き込まれていた。

  *** 以下引用  下記ブログより ***
   http://iiaoki.jugem.jp/?eid=3915#sequel

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 入学試験を実施する事には莫大なカネが使われている。 
代表的なセンター試験を見てみよう。 この試験は独立行政法人「大学入試センター」が行う。 この法人には毎年50億円の国家予算が使われ、役員を除く職員は80名で、平均給与は年700万円である。
これに理事長など年収2000万円クラスの役員が数人在勤している。 各教科に作問委員が、このセンターから極秘に2年任期で任命される。

 試験科目は国語1、社会10、理科6、数学7、外国語5あり、全部で30科目にもなる。 作問委員は各科目ごとに最低20名であるから、全部で600名になる。 大学の先生が主体であるが、高校の先生も入るようだ。
これらの委員には手当が支給される。 要するに、このテストのためだけに、如何に莫大なカネ、労力、時間、紙などが浪費されていることがわかる。
試験の内容は、もちろん学問的な価値は皆無であるし、一流校に合格できる学生には易しすぎるから、優劣の判定には使えない。

 この際、莫大な労力、時間、カネ、紙を浪費する非生産的で無益なセンター試験及び入学試験の全廃を提案する。 その代わり各大学では毎年進級テストがあり、これに通らないと点に応じて莫大な罰金が学生に課されて退学処分を受ける。 それを避けるために、初めから自分に適した大学が選択される。
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  ***  以上引用  終  ***


 大学卒業後も、某NHKのアナウンサーのようにディレクターの言う事には素直にうなずき、卒無く仕事をこなす金太郎飴ばかりでは、世界の陰謀合戦に太刀打ちできない。 枠に入りきらない人達が日本に関われる道を閉ざすべきではないのではないか。 少なくても、持って生まれた人間性を、矯めてその人を殺すことはしてはならないのではないか。

偏差値重視(学歴偏重)の日本の世相を映した事件の象徴のような感じの事件であった。




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