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グローバル化の落とし穴

2013年03月13日 | 日記

  『TPP』への交渉の参加の話し合いを決めたと、言い訳がましいことを、事を始める前から、言い続ける『アベシンゾー首相ドノ』。

  国際情勢と現代のエネルギー状況や、アラブの春などの世の流れを見ながらの、動的な判断を瞬時に下さなければならないので、その判断は首相と言えども容易ではない。  コイヅミ某氏や、タケナ力某氏のような我が身を『中心』とした、確固たる判断基準をお持ちの方にとって、そんな事は造作も無いことと写るのであろうが・・・ 。

  そもそも、中国は現在のチャンスを千載一遇と捉え、いつ尖閣諸島を占領するか解らぬ状況は、『No~ダウソツキ前総理』が巻き起こした混乱と言って間違いない。  その前までの国家的戦略として、中国は『東トルキスタン』のレアアースや、チベットの鉱物資源獲保の為、強制的にその土地に入り込み占領してしまった。 そして民族的には、全く違うのに国際的な非難が巻き起こる前に、漢民族の移入をたくらみ過半数以上の漢民族を、その地に混入させてしまった。

  そして又、ベトナムやフィリピン、或いはインドネシア等の軍事的に劣る国と見たところは、強引に無人島を占領し続けようとしている。  それは、尖閣諸島にとっても同様の進行を見るはずであった。 
ここで、中国側から見れば日本をバックアップしている、かつての覇権国家『USA』の立ち居地が、心配なのであったのだろう・・・。

  日本にとっては、『前門のトラ(中国)、後門のオオカミ(アメリカ)』と言う現状であろうか・・。  もし、米国のバックアップが無いことが中国に解っていたのなら、尖閣は愚か『沖縄』まで琉球王国の一部であったと言う事で、占領されている可能性も考えられることであったろう。 


  『TPP』への日本の参加が、アメリカ側にとってどの程度の重要性があるのか、筆者には詳しく知る情報は少ない。  これまで、日米年次改革要望書によって、日本の社会状況が、アメリカ化されたのはまぎれも無い事実。  それは、古きよき日本を知るものたちにとっては、決して良い方向といえるものではなかった。  謂わば、日本国家の独自性を捨て去る事を要求され続けてきた。  
  しかし、中国軍の尖閣列島の収奪を防ぐ意味と、原発停止に拠る化石エネルギーの確保の意味から、『シェールガス』や石油購入先の一つとして、合衆国は欠くことが出来ない存在と成りつつあるのだろう。


  グローバル企業に拠る世界戦略に対する不安も、『TPP』参加に対するひとつの要因と成っているのだろう。  しかし、グローバル企業が安価な労働力を求めて世界を彷徨することの前提は『ドル覇権』が安泰と言う事を前提条件にして、有るのだろう。  近未来的には、ドル紙幣はおそらく『タヌキが差し出す木の葉』よりも値打ちが、無くなる事は殆どの経済学者が、警鐘を鳴らしていることである。  『ドル覇権』は瞬時にして崩壊するのは間違いないが、それが何をキッカケとして始まるのか、今のところ誰も解らない。  今回の円安、これも米国金融筋の円売りか何かの、仕掛けが有っての事だろう。
ボーナスが上がった、給与が上がったと言って、浮かれてはならない・・・ 。

  『窮鼠ネコを喰む』と言う諺を持ち出すまでも無く、ネズミにもそれ相応の『キバ』を持ち、常にそれを手入れしなければ、トラとは云わなくても、ネコにはいつでも食べられてしまうことになる。
目指すは『独立自尊』そうすれば、『TPP参加』も『グローバリズム』も、おのずと如何すべきか見えて来るのではないか・・ 。



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