住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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≪ 李下に冠を正さず ≫

2017年06月10日 | 日記

  月刊≪文芸春秋≫だと思うが、興味あるタイトルが表紙に踊っていたので、ついつい買ってしまった。  文科省の元次官の手記と云う内容であった。


  その読んだ後の感想を、一言で言えば、表題の様になった。
その諺は、現役の自民党国会議員の谷垣氏が、口に出したと記憶しているが、定かではないので、調べてみた。

  すると、≪瓜田に履を納れず≫や、意味は違うと断り書きは有るものの、≪君子危うきに近寄らず≫と云う様な、諺まで波及しているものまでも、有った。
余り話がよそに飛ばないうちに、谷垣氏の発言を、ここに拾っておきます。
URL:http://www.mlit.go.jp/kaiken/kaiken08/080826daijin.html
  *** 以下引用
  ・・・ 一知半解なことを簡単にコメントしないということが私の主義ですけれども、「李下に冠を正さず、瓜田に靴を入れず」ということがありますけれど、やはりあまり誹りを受けないように身を処すという事は、閣僚の立場にあるものとして必要なことではないかと思います。   ・・・
  ***  以上引用




  全く、谷垣氏のおっしゃられた、その通りと筆者は思うのでありますが・・・。
 言葉で、≪君子≫と云うのは当たらないにしても、現役のソーリ大臣であるので、立場上は最も君子に近く、その様な行いをしなければいけないのであろうが、余りにもその個人の品格の無さには、あきれ返ると云う他は無い。
漢字のルビとか、肉親の発言とか、取り巻きの人種(人々)とかを、改めて見るにつけ、よくも人としての品格の備わって無い者だけを身辺に集めたものだと、気が付かされる。


  具体的な事は別途上げる事にしますが、大阪の幼稚園の或は小学校の園長先生?理事長?その人となりの方が、余程、信念に溢れているように見える。
賭け学院・・・?  とばく場を造ろうというか、カネがカネを生み出すような、金銭マジックで景気が、単にハリボテで、経済的雰囲気だけ、ヨサゲに見えればそれで由とするする、現ソーリの頭の仕組みが、筆者には理解できない。


  その結果が、国際競争力の低下とか、国民の価値観の低俗化とか、国内環境の殺伐化とか、さすが国会の先生方は、世襲化が進み、一般国民のあるいは町方の思いは、肌身で感じる事が出来ないのだろう。


  話が飛ぶが、筆者の廻りには一か月5万円にも満たない国民年金で、汲々として生活費が追い付かず、夫婦二人で馬車馬のように、働き続けなければならない御年配の人も居る。
ナカゾネ元ソーリの、老齢年金一か月70万円以上と云う数値を、どこかで読んだ記憶が有るが、100歳に近づいている人の生活費に、そんなに必要なかろうと思うのは、筆者だけでは無かろうかと思うが・・・。


  若輩で、結婚をしなければいけない年齢20歳代で、臨時雇いの職場、手取り10万円内外では、その様な若者が、『大志を抱ける』訳が無かろう。
月間25万円以上の老齢年金など、一律にカットしてしまえと言いたいが、何しろ法を道具として自由に使い続けるのは、国会議員・・・、現状のような、公務員、特別公務員らが、≪自ら自身の体を、自ら手術出来ない≫ 様に、内部からの改革を期待する事は出来ない。

  そして今の若者は、年金を手にする事が出来るのか否か・・・?  70歳から?  75歳から?


  世界中で、グローバリズムに伴う貧困格差が蔓延し、不安定化が増しつつあるが、それは当然の報いと云うべきであろう・・・。  まだまだ、貧困格差は進むであろうし、金持ちは益々金持ちに、貧困者はますます貧困スパイラルの中に落とし込まれる事に成ろう。
その結果、世界の混沌度は増し、テロリズムは蔓延する事に成るのだろう。


  郵政資金を、アメリカの株式市場へ献上した、あのコイヅミソーリ、厚生年金資金を株式市場へ持ち出した、ゲンソーリ、両方とも頭の構造は、 まず初めに ≪我が暴利、在りき≫ と云う信念ともいうべき、強い執着心が見て取れる。 こんな者、世界のユートピアを目指す日本と云う国の、リーダーとしてふさわしく無いのは、云うまでもない。
早々に、引きずり下ろすべきかと思うが、国民の大多数は、それでいいと云う事らしい現状・・・・。