住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

Memo・・・ 本来の欲望を絶つ ⇒不食  

2016年10月08日 | 日記

  仏教では、人間は五欲を伴って生きて行くという事を説いているが、その人間らしい欲望とは、『1.財(金銭)欲,2.色欲,3.食欲,4.名誉欲,5.睡眠欲』と云う事だそうである。

  ただ、貪り過ぎてはいけないと説いているのだが、その境目が時代と共に変化するし、時代の環境に拠っても、人々の平均的思考水準に拠っても変化するので、解り難い所が有る。


  一昔前に、西郷南洲が残したとされる名言、やはり偉人と云う位置に収まり続けている人は違うものだと、事改めて思い起こさせてくれる。 言うまでも無い事だが、彼は 49歳で自刃し果てている。

≪ 命もいらず、 名もいらず、 官位も金もいらぬ人は、 仕末に困るもの也 ≫



  現代の、この国の中枢を見れば、まともに品格のある人間は見受けられないし、溜まり水の中には≪政治屋≫と云う≪ボウフラ≫が大発生して、永田町界隈はやぶ蚊だらけ、良心的小市民は、その場所に近づく事さえ出来ない。  

  過ぎた金銭欲、政治活動費でキャバクラとか風俗通いは、色欲か食欲なのか、いずれにしても店を出るときは、人を喰った顔をしているのは、請け合いだ。
睡眠欲や名誉欲は、今更云うまでも無い。  国会に入っているカメラで、ヨダレでもアップして呉れれば、ユーチューブではあっという間に、大ヒットとなる。


  つい最近のテレビニュースだったと思うのだが、AFPの当該ニュースを見ると、日付が数年も前の事なので、ワイドショーかなんかだったのだろう。

  七〇年間、飲まず食わずの行者がインドに生息しているという事だったので、忘れないうちに、検索を掛けたのである。

  ***  以下引用  AFP 2010年5/10 付  ***
  70年前から食べ物も飲み物も摂取していないという83歳のインド人ヨギ(ヨガの聖者)について、体の仕組みを15日間にわたって調査したインドの科学者たちが、観察期間が何事もなく終了したことに仰天している。

 ヨギのプララド・ジャニさんは前月22日から、インド西部アーメダバードの病院に缶詰めにされ、医師30人によって24時間態勢で15日間にわたって観察された。

 期間中、ジャニさんは一度も飲食せず、トイレにも行かなかった。インドの生理学関連研究施設のディレクター氏は、「実験期間中、(ジャニさん)が液体と接触したのは、うがいと風呂の際だけだった」と声明で述べた。  ・・・・・・・・・・・・・・・
  ***  以上引用    終  ***


  最近は、日本国内でも一日一食とか、朝食抜きとか、食べる事に余り興味を示さなくなった、人群れが居る。
大企業とか、製薬会社など、必死に三度三度のご飯を食べなければ、病気になるとか、仕事の遂行に支障が有るとか、弊害だけ声高に叫んでいるが、どうも、メリットも数多くあるらしいという事は、薄々感じる事が出来る。 

  おにぎりが食べたいと言って、餓死するような人には何ら手を打とうとしない政治家連中、貧困層に向き合おうともしないで、消費税15%と吠えまくるノビテルくん。
為政者に期待するのはどだい無理であるが、せめて、国内の庶民の、或は、非正規労働者の細やかな実情を見る事だけでも、拒否しないでもらいたいものである。


  そして、政治家には『喰うな』とか『寝るな』とか望むべくも無いが、『色欲』『金銭欲』だけでも、人並みよりも『遠慮がちに』と云う言葉を、鼻先にぶら下げて貰いたい気がする。

 『名誉』などと云う結果は、歴史が作って呉れるもので、己が作るものでは決して無い。
それにしても、70年間、お金を必要としないで生きられる世の中、それもアリかな・・?
既成概念として刷り込まれた、これまでの常識は、根本から崩壊するような・・・・。