住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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 冤罪・・・? 袴田事件

2014年03月31日 | 日記

 田中角栄元総理が、見えない筋のミッションに従う『特捜』に貶められた辺りから、何やら政治家をさて置いての『官僚』によるアメリカへの、追従が顕著になったような気がする。
それは、江戸時代から連綿と繋がる『武士道』の『正義』より、わが身大切の欧米金融資本家への追従思想が、官僚にはびこった結果であろうことは言うまでもない。


 その事は、のちに述べる事ととして、つい2~3日前『山大の先生方』を含む県の組織が、県内の放射線レベルを、調査した結果が新聞に載っていた。

  ***  以下引用 Asahi.com 3/27付 ***

 山形大学は26日、県内233地点で県と共同で実施した土壌中の放射性物質調査の結果を発表した。最高値が出たのは山形市松原で、1キロあたり690ベクレル、次いで米沢市板谷の680ベクレル。県は「健康には影響しない数値」としている。
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  ***  以上引用  終  ***

 
  前にも、放射能の表示値は、わざと庶民に解り難くしているのかと思えるように、いろいろな単位が出てくるので、放射能変換式を何処かに載せた気がするが、それは置いといて改めて『690ベクレル/Kg』を、μシーベルト/hまで変換してみたい。
 変換方法は、下記URLによる。
  http://tsukuba2011.blog60.fc2.com/blog-entry-218.html

  690ベクレル/Kg*50 = 34500 Bq/m2

  34500 /  282000 = 0.122 μSv/h

  0.122 * 24h * 365日= 1070μSv/年

 我が家は、県内での最高値地区ではありませんが、今座っているところの数値が、0.11μSv/hと云うもので、かろうじて放射線管理地域でないことが分かる。





  さて、袴田事件で犯人とされ『48年間』死刑と生存の『ハザマ』で、生かされ続けてきた『袴田巌』氏。  その心境は当事者以外、測りがたいものであるのだろうが、今現在でも国民の一人一人が、このような立場に落とし込まれないという、保証はまったく無い。
そして、この3月27日に、再審が決定された。

 どういう訳か、被害者家族の中で、一人生き残った長女が、3月28日に死亡したという記事が、ネットで拾う事が出来るが、それは、どう云う死因でなくなったのか、『事件性は無い』と云う表現だけで、自殺なのか、自然死なのか記述が無い。 


 警察が48年前、その事件にどういう気配りをしたのか、あるいは検察がどいう気配りをしたのか、あるいは裁判所は・・・・?

 真実は、公務員の連帯責任によって、深い闇の中に落とし込まれそうであるが、責任は誰に、或いは何処に有るのか明らかにしなければ、また同じような事が起こるのではないのか・・・。
部外者は、その辺の事情は知る由もないが、判決を書いた裁判官の一人が、泣いて詫びているところを見れば、苛烈な取り調べが行われたのだろう。
そんな、取調べは現在にも、連綿と続いている。


 枚方市 副市長 取調 苛烈 小堀

 福島  県知事 取調 苛烈 栄佐久

 あるいは、大阪 村木厚子 等々検索を掛ければ、いかにも権力を手にした人々が、横暴か、斜めから見たにしても、その事を窺い知る事が出来る。


 米国でも、CIAやNSAの自信に満ちた権力側の横暴はよく知られたところである。
もし彼らが、間違った事をしても決して振り返ることは無い、と云うような感じで筆者は受け取っているが、ここに向かっている様な日本に、間違いは無いのだろうか・・・・?

 日本国内で経済的にも精神的にも、ありとあらゆるものが捨て去られ、日本人古来のメンタリティーなんぞと云う事は、益々無くなってしまうのだろう・・・。