住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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政治家、官僚の世襲化とは・・・既得権とは・・

2014年03月23日 | 日記

  人間の『サガ』と言葉で、簡単に『ソレ』は言い表す事が出来るが、この生存にかかわる『本能』と云う『欲望』は、有機物には付いて回り、本人が自覚するしないに関わらず、なかなか人間は、この欲望から脱することは出来ない。  

 だから人間は、現世に存在する事が出来るという事も、あるいは有るのかも知れない。  言い方を変えれば、そう云う事で『ヒト』と云う『種』は、現在の地球の食性の最上位に位置する事が出来るのだろうか・・・。


  食欲や色欲・・・『武士は喰わねど高楊枝』、かつて、日本古来の武士道が見事に欲望を抑え切った事象を、ひねくった言い方であるかも知れないが、これこそが全ての人類に必要な『謙遜』の気持ちではないのか・・・・。  インドに、かつて『オオカミ少女』というオオカミに育てられ、人間としての教育が全く無い場合の動物としての、本能剥き出しの『人間』が居たという事を学んだことが記憶の向こうに、未だある。


  筆者が、世襲の政治家や官僚を、何故『いけない』のかと云う、見本のようなニュースが、先ごろ有った。

 東京中野区長『田中大輔』というヒトの一種・・・・自らが3選禁止を謳う『多選禁止』を条例化して置きながら、自らが4選を目指して区長に立候補するために、その自らが作った条例までをも、蔑ろにしてしまうという現実 。 

  ***  以下引用  日刊ゲンダイ 3/20付 ***

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 「多選自粛」規定とは、「連続して3期を超えて在任しないよう努める」規定のことで、田中区長が自ら制定し、前回の選挙公約の中でも実績のひとつとして挙げているそうだ。 自ら条例を制定したにもかかわらず、やっぱり選挙に出たいから廃止するというわけで、実に身勝手極まりない。

 (多選禁止の―筆者)削除規定をめぐり、野党区議からは怒りの声が噴出している。
民主党の中村延子区議によると「最初に『多選自粛』規定を決めるときは、区民説明会を開くなど、1年をかけて丁寧にやっていたのに規定削除の時の審議はたったの3日間です。 
 区民への説明もほとんどありませんでした」 。   ・・・・

   ***  以上引用   終  ***


  彼は、既得権と云う欲望に魅入られただけで、あるいは世襲では無かったのかもしれませんが・・・。 世襲だったら、もっとえげつなかった・・・?

  話はいきなり飛びますが、新大陸を目指したアイルランドやヨーロッパの新教徒たち、言うなればカトリックの理不尽な宗教的行為への反発、あるいは王侯貴族の貧困者への情け容赦ない年貢や、返済不可能な借金などの≪圧政≫からの逃避のため、大西洋を渡り新大陸を目指した。  平等なチャンスと自由闊達を夢を見、移り住んだ移住者たち。


  現代のアメリカの様な社会を理想社会として、頑張ってきたのだろうか・・・。
かつてヨーロッパは、王侯貴族や露酢チャイルドに牛耳られ、あるいは馬チカンに牛耳られ、貧困格差は、現代の日本の様な穏やかなものではなかった。  自分の連れ合いに飯を食わせる事が出来なかったら、一生独身は当たり前、子供でさえも親も知らないうちから捨てられ、稼ぐ事が出来ない子供は、マッチ売りの少女のように死んでいくより、方法が無かったのだろう。

  振り返って、現代のアメリカ社会・・・。  かつての様な国民一人一人の自由と平等はおろか生存権さえ脅かされている。
例を上げれば、石油で財を成した現代アメリカの世襲『大統領・ブッシュ』。 彼と彼の周りの人達の言葉を、下に取り上げてみよう。

  ***  以下引用  下記URLより  ***
   http://www.911myreport.info/sub6.html

・1999年5月21日 ブッシュを茶化したパロディーの
 ウエブサイト www.gwbush.com に腹を立てて、ブッシュ
 は 「言論の自由にも、限界があるべきだ。」と言いまし
 た。          (ワシントンポスト11/29/99)
 ブッシュのこの考えは、同時テロ直後一ヵ月半という超短
 期間で成立した≪愛国者法案≫とそれに続く祖国保護法に
 よって、米国憲法に保障された人権基本3原則、プライバ
 シー保護の侵犯になっていきます。
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・2000年9月 PNACがアメリカの国防と題した政策論文
 を発表しました。
 その中でアメリカが超大国の地位を維持していくために、 
 軍の増強が不可欠であるが、それを国民に納得させるには
 大変に長い期間がかかるだろう、 ただし ”悲劇的な、
 いわば新しい真珠湾攻撃のような、大惨事”があれば別
 だが・・・ 、と書いています。           
   (ABC 03/10/03.  ワシントンポスト01/27/02)
・2000年12月18日 来年から政権を執るジョージ・
 ブッシュは ”もしこの国が独裁政権国家で自分が独裁者
 だったら、色んな事が非常にスムースに運ぶだろうに・・
 ・・。”と語りました。      (CNN 12/18/00) 
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・2001年9月12日 911攻撃の真犯人がまだ確定も
 していないのに、”サダム・フセインを一番最初に攻撃す
 る主要な目標にするべきだ”とラムズフェルドは閣僚会
 議で主張しました。     (ABC 03/10/03)

・2001年9月14日 CFRの会議においてメンバーの上
 院議員で元大統領候補ゲアリー・ハートが ”911事件
 は、米国の大統領が新世界秩序を遂行するのに絶好のチャ
 ンスを与えてくれた。”と話しました。              
        (The Council on Foreign Relations)
・2001年11月1日 ブッシュ大統領は大統領関連の記
 録を一般に公開することを制限する大統領法案10233
 にサインしました。     (White House 11/01/01)
 2004年の12月21日のボストングローブ紙は 
 ”ブッシュは人々の目を羊毛で包んでしまったので ”
 歴史さえも彼がほんとに何をするつもりだったのか、解き
 明かすことが不可能になってしまった。”と書いていま
 す。

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  自由の国アメリカという言葉は、同時テロ以来死語になりつつあるのです。
建国の父達を始めとする当時の多くの人達が当時世界最強と言われた英国海軍を相手に戦い、苦労の末に勝ち取った独立を機会に作り上げた合衆国憲法に明記された基本的人権の大部分が、ブッシュ政権(ユダヤコネクションと言い換えたほうが適切かも?)によって葬られてしまいました。

  その格好の例として2005年の12月9日のCapitolHill Blueに載った記事の一部を要約します。

 先月協和党の議会代表者がホワイトハウスでブッシュと会って、仲間である共和党の内部からも愛国者法案の期間延長に関して疑問の声が上がっていると彼に話しました。

 その時ブッシュは 「そんなこと糞くらえだ。俺は大統領で軍の最高指揮官なんだ。俺は俺のやり方でやる。」 と答えました。
その時一人の議員が”大統領閣下、この法律は明らかに合衆国憲法に抵触しています。 
するとブッシュは 「俺に向かって憲法を講釈するな。 そんなものは ただの一枚の紙っきれじゃないか。」 と答えました。

  ***  以上引用  終  ***


  そして、上で挙げられている≪愛国者法案≫制定の後に、人の基本的人権が蹂躙された、具体的事例を下に引用しますが、何やら≪日本の明日の姿≫が重なって見えてしまうのは、筆者だけでしょうか・・・・・。

  ***  以下引用  下記URLより ***
    http://www.911myreport.info/newpage19.html

・2002年12月  オハイオ州
高校生がシークレットサービス(財務省検察部)の取調べを受けました。
彼の罪は、ブッシュの顔写真の横に俺達の大統領じゃない、という文字の入ったTシャツを着ていたというものです。

・2001年9月1日  ジョージア州
ある男性がシークレットサービスの取調べを受けました。
彼の罪は、トラックの後部バンパーに反ブッシュのステッカーを貼って走っていた、というものです。
ステッカーには 
”人の事を言えないぞ。ブッシュは泥棒、嘘つき、2つの顔を持つ殺人鬼だ。”
”ジョージ・ブッシュと馬鹿な共和党員なんか、くそくらえだ。”

・2002年11月4日 テキサス州ダラス
12人の学生が留置されて取調べられ 逮捕するぞとシークレットサービスから脅かされました。
彼らの罪は ブッシュがスピーチしている時に会場の後ろの方で ”No War in Iraq" と書いた
横断幕を掲げたことです。 それが大統領の生命に危険を及ぼしたからだそうです。

・2003年3月3日 ニューヨーク州アルバニー
ある弁護士が、住まいの近くのショッピングモールを歩いている時に逮捕されました。
彼の罪は、逮捕の寸前にモールの中で買って着ていた、反戦のスローガンを書いたTシャツを着ていたことです。
Tシャツには 前面に”地球に平和を” 
        背中には”(イラク内の武器の)検査結果をまじめに取り上げよう”

・2001年3月 サウス・ダコタ州
ある男性が大統領の命を脅かした罪で逮捕され、2002年9月に連邦刑務所に投獄され、37ヶ月間牢獄に繋がれることになりました。
彼の罪は町の酒場で言った冗談 ”ブッシュを火あぶりにすることによって、神様は我々にその意思を表明するかもしれない。”と言ったことが逮捕、投獄の理由です。

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  ***  以上引用  終  ***