住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

『ぬれタオル殺人』の悲しむべき現実

2011年12月27日 | 日記
 再び、難病を患う我が子を天国に送り、自らも後を追う事件が有った。

 原因不明の難病と云われ、息子は2歳から出来得る限りの治療を行ってきた。
その息子も、今年20歳の誕生日を迎えた。 これからは、我が家でも多大な治療費との戦いが始まろうとしている。 これまで治療費が援助されてきたおかげで、病状が悪化しないことに感謝すべきであろう事は、重々承知している。 しかし、これからの治療方針の目途が立たない。
 結局、行くところまで行って『矢が尽きて刀折れ』の状態に成ったら、行く末を諦めねばならないということなのだろうか・・ 。  我が子にも、小さい時からその様に言い含めてきたつもりである。

 数年前、京都で設計事務所を営む御仁が、自ら命を絶たれた。 ダウン症のお子さんを抱えながらの、奮闘だったと記憶している。 100年前なら、出生時に死んだ子供も現代は医学の進歩により、ほとんど生かされている。 喜ぶべきことか、悲しむべきことか・・ 。


  *** 以下引用 毎日.Jp 12/26付 ***

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 県警四日市南署は26日午前、行方が分からなくなっていた父親(69)が病院近くに止めてあった乗用車内で死亡しているのを発見した。
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父親は自殺を図ったとみて、奥村さん殺害との関連を調べている。

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 奥村さんは低酸素脳症で寝たきり状態だった。近所の住民によると、父親は治療費を払うために週5日、印刷会社でパートの仕事をしていたという。住民は「毎晩帰りが遅く、大変そうだった」と話した。

  ***  以上引用   終  ***


 結婚、子供、そして未来に広がる可能性。 それと同時に、子供を授かったが為にいばらの道を、運命付けられる人も大勢居ることであろう。
改めて、政治と言うものを振り返って見れば、こういう不可抗力的な生活の困難を、解決するのも一つの互助的政治と言えるのではないか。

 ナカソネ氏の様に、一ヶ月当たり70万円にナンナンとする議員年金のような仕組みを、作ることだけが政治の役割ではないのではないか・・ 。
それにしても、『五体不満足』のあのお母様のような人も居られるわけで、私も少しは見習い、神様から与えられた時間を全うしたいと思いながら、日々を過ごしている。
まだまだ、修行が足りないことを反省する事しきりの、毎日である。