住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

がれきの放射線値・山形独自基準

2011年08月12日 | 日記

 
 山形県は、東日本大震災の県内に搬入される、がれきの放射線値の独自基準を8月11日発表した。
以下、河北新報の記事を引用します。

  ***  以下引用 Kahoku.co.jp 8/12付 ***

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 放射性セシウム濃度が1キログラム当たり4000ベクレル以下で埋め立て処分を認め、200ベクレル以下で焼却が可能とした。 受け入れを進める県内の市町村が地元住民の理解を得やすいよう、国より厳しい基準にした。

 国による福島県内のがれき処理方針を参考にした。 国の埋め立て基準値は8000ベクレル以下だが、山形県は「県外からがれきを持ち込まれる住民感情を考慮した」(県循環型社会推進課)として、2倍の厳しさにした。

 がれき焼却について国は、放射線量の基準値を設けていない。 県は、がれき中の放射性物質が焼却後に灰などに濃縮される割合を、国の2倍の約20倍と想定。県の埋め立て基準値(4000ベクレル以下)の20分の1に当たる200ベクレル以下に設定した。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ***  以上引用  終  ***


 恐らく、現在県内に住む人の少なくても半数以上の人は、末永くその子孫達も含めて、この山形県に住み続けることになるのだろう。 あるいは、鮭やウナギの様に子育ての世代になってから、再び山形に帰る人が居るのかもしれない。
 
 水に住む生物から人間が進化し陸に上がったのか、陸に住む生物がその苛烈な自然環境を嫌って、水の中に生活の場を移したのか、学問の浅い私には見当も付かないが、少なくてもこの先500年くらいは、自然に溢れている山形県の環境は、このままで、あるいは今より良くなる事を望んで止まない。

 果たして、放射線値が作物に与える影響は、『移行係数』と言う言葉で片付けられるようであるが、もし、4000ベクレル/kgの廃棄物が圏内に溢れたらどうなるのだろう。
田畑で生産される食料品の『移行係数』 を0.01とすればその食べ物として口に入るのは、たぶん0.5マイクロシーベルト程度になるのだろうか・・ 。 係数の取り方によっては、その数値は幾分違う場合も有りますが・・ 。

 放射能核種は、持ち込まれないに越した事はありませんが、この程度でしたら後々の子供達にも、さして影響がある数値とは思われませんが、いずれにしても、東京から青森まで、所謂モルモット状態で世界から注視されることは、間違いないようです。



 最後に、政府が決めた放射能に関する暫定基準値は、ご存知の通り余りにも世界の趨勢を無視したもので、後々、彼らが無作為の過失致死傷で国際的な非難を浴びる可能性を考えれば、あまり、当てにはしないほうが御自身とご家族の為には、なるのではないでしょうか・・・ 。