住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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桃太郎は勝てるのか?

2010年09月02日 | 日記
 8月末、阿久根市の市議会が開会されたと、にぎにぎしく各紙が取り上げていた。
岡目八目とは言うけれど、市長はどのような戦略が有り、どのような勝算が有るのか、傍目には全く読むことが出来なかった。
彼の防衛大卒と言う経歴から考えれば、勝算が立たない戦いに飛び込むとは、とうてい考えられないが、『桃太郎』のように『猿、キジ、犬』という部下を揃えず、猿だけで鬼が島に乗り込んだような図柄で、甚だ悲惨な様相がニュースで流されていた。

 彼は、阿久根市長は単なる自己満足で行動しているに過ぎないのか、其れに対して阿久根市民の意志は、どう動くのか、個人個人は、何を考えているのか。

このままでは、世界のグローバリズムの波に流されて、高齢になって動けなくなってから初めて、自分達が政りごとにたいして何もしなかったと反省をするのか。 80歳、90歳になってから、自分の身をもてあまし、「情けなくて、情けなくて、早く死にたい… 」と言うことになるのか。
世の流れに流されて、マツリゴトを人に委ねて、我々は倭人で有るとでも言うのか・・・ 。



 昨日の、『共同記者会見』、司会は時事と共同通信、そして朝日、朝日、毎日、読売と指名しただけで、フリーの方の発言は認められなかった。 
今日の『記者クラブ』主催の『公開討論会』。 まるで、口下手と自ら認めている人(小沢氏)を引っ張り出して、何とかボロを出させようと、既得権益者の面々が必死で喰いついて、さながら虐めている様であった。

 『政治とカネ』の『説明責任』。 記者クラブの誰一人としてその具体的内容を指摘する人も無く、そして歩調を合わせるように『菅総理』も、その具体的『説明責任』の内容に触れることなく、『国民が納得できるように説明責任を』の、抽象的言い回ししか出来なかった。 実体が無いものを、具体的に指摘出来るはずも無い。


 今日の記者クラブ主催の、公開討論会は全容を把握していないが、 その前に『菅総理』の昨日と今日の発言は、聞きようによっては、日本に極めて馴染まない陰湿な『ネガティブキャンペーン』的な発言が多く、とうてい横綱相撲といえるものではない。
その発した言葉は、当然自分にも言えることで、人に質問する前に自分の事を、国民に訴えるべきであろう。


 彼の自我が芽生えてからの人間性の出発点からして、左翼から出発したそうであるが、左翼は死ぬまで『左翼』であり、人間的に深みを求められる右翼には、永久に成れぬのではないか。

本人が、自覚して自身の事を『デクノボー』と言うなら可愛げがあるが、その事を自覚することも無く、謙虚さも見えない『菅総理』。 どう見ても、私に言わせたら『デクノボー』以外の何者でもない。
後に、狸でも付いていなければ、何も自分で判断できないということが、だんだんバレて来る ?