住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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土地改良区事務所(職員)は不要

2010年04月01日 | 日記
 土地改良事業終了後其の維持作業は農協の職員か、役所の職員が冬季間の閑暇時期にやれば済むことだのに、事務所員は仕事の為の仕事を探しているのが実情ではないのか。 仕事内容の検証作業と言うのは恐らく無いのだろう。 筆者は何度も杜撰な工事内容(具体例と氏名を挙げても良いのだが…)、と判断に辟易とさせられた。


「土地改良区の賦課金、納められなくって困ったにゃ~~」
「えーーーーーっ、どうしてー」
「話し聞くと、いっぱい居るらしいよー 」

 注~: 10アール当たり、年1万~3万円の賦課金が課せられているが、其れは休耕田
    で水を使わなくても水利用費を課せられ、水稲を作っていなくても用排水、道路維
    持費を強制的に集金され、支払いが不可能な場合年15%程度の延滞利子が毎年
    複利で課せられて居るのが現状である。 そして土地改良事業(耕地整理)後の、
    水田の約40%が米余りにより、休耕田とすることを強制されているのが現状。

 巷の話は、おおよその話で実は真実でない話も多い。 一服時の茶飲み話で年金の話が出てきて、私達の認識では63歳か、65歳に成らなければ年金は払い戻せないと思っていたが、どうやら今現在では70%支給に納得すれば、60歳でも積み立てた金を、受給出来るらしい。


 ジャングルの中では、成長著しい杉や他の大木にツタが絡みつく。 それらは、大木が日光を遮り、ツタが生きて行けない環境だからやむを得ず、と言うかある意味、生存競争で他種を絶滅させても、自分だけは生きようと言う激しい生存競争そのものである。

 動物の世界を考えてみれば、我々人間に寄生するウィルスやバイキン、あるいは大腸菌などは、どちらかと言えば宿主(人間)と共に生きる『共生』形が多いのではないだろうか。  地球に生存する人間も、人間に生息する大腸菌のような立場で、どちらかと言わなくとも『共生』を宿命付けられている。
稀には、宿主を殺して他の哺乳動物に、その生存場所を移動させていくやつもあるには、有るが・・・・。


 今、年老いた農民で跡取りの居ない人々は、どうしても土地改良事務所の為の賦課金が滞るようだが、事務所で高給を喰んでいる人々はプライバシーを立てに、その実態さえ明らかにしようとしない。  其の年老いた農民が財政的に『パンク』するのを待っているようにも見える。  そこには『共生』の気持ちとか『憐憫』の情とかは見えず、ただ冷徹に其の朽ちるのを見届けるだけであろう。  まさに植物の世界の生存競争、『喰うか喰われるか』ではなくて、『あれ喰うか、これ喰うか』の喰うだけの世界である。


 地方自治体の職員の給与も、住民との共生は宿命付けられており、財政の悪化に伴って、それは弾力的に下げられてきている。
名古屋市の例を引くまでも無く、其れは必然の事柄であろう。 土地改良事務所がどう言う位置に位置づけられているのか知らないが、その40%の休耕田に生活が成り立たない農民を尻目にして、彼らの県職員並みの給与が下がったとは聞いたことが無い。 農民を殺して、自分達が生きようでは、本末転倒である。

 一刻も早く、組織は解散して、彼らにはもっと生産的な仕事をしてもらいたい。休耕田に生えた雑草と葦の類を除去する仕事でも良いが、その後に稲ではなく水田で育つ作物でも、サジェストしてもらえば助かる。 平気で、過大な土地改良を行なった、彼らには背任の疑いさえ垣間見える。 農民の金を集めた40%を、未払いの賦課金に充当しようと言う気は起きないのだろうか・・・・・  。