『恥の文化』は、後輩の心ある方達にしっかりと受け継いでもらいたい気がする。
自身も、そのように生きてきたつもりである。
グローバリズムに潜む、金銭万能主義にはその片鱗する見当たらない。 ホリエモンはその流れに乗った最たる人物であったのだろう。 『恥の文化』については前にも述べた気がするが、解りやすく説明してあるブログが有ったので、下記に引用する。
*** 以下引用 ブログ博士の独り言より ***
http://specialnotes.blog77.fc2.com/
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「武士は食わねど高楊枝」、との謂(いわ)れをみなさまにはご存知のことかと思います。 武士たる者は、たとえ、生活に窮(きゅう)して食事を満足に出来ない状況にあったとしても、満腹を装って楊枝を使う、と。 この喩(たと)えは、よく「やせ我慢」を表す意味に用いられているようです。 しかし、そのより深い意味は、生活に窮しても不義、不行に手を染めず、との日本人の美徳を表すもので、そもそもの、大和の国の品位の高さを、武士の気位に約した喩えと謂えます。 どこぞの「恥」を知らない国の民とは、品位の上で格段の差が有ります。
また、物事、事象を構造的にとらえ、諸事を関連付けて認識することを特長とする日本人にとっては、たとえば、空腹時に目の前に饅頭を出されても、手をつけずに、それが毒饅頭であった場合も含めて、その先に有り得るリスクを先ず考える。 それゆえの、「高楊枝」のスタンス、とも謂えます。
ごく身近に、たとえば、国から「子ども手当」が出ると云われても、さぞ、有り難いことかも知れないが、日本人の美徳に照らしてみて、その「代金」は、果たして、先々で誰が支払うことになるのか、と。 そこで構造的にその先読みをする。
大げさかもしれませんが、たとえ、乞食となっても恥に身を染めず、物事の筋道を違えたおかしな政党やカルトの世話にはならず、わが身には日本人の美徳に照らす誇りあり、と。 おそらく、この信条は、多くの国思うみなさまが、ごく当たり前に共有しておられる信条と拝察しております。 そこにまた、英邁に事象を見抜く日本人の特質を発揮できるものと思います。
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*** 以上 引用 終 ***
日本には、古来から伝わった慎ましやかな『DNA』が、日本人の体の隅々まで、行き渡っています。 少しづつなら、性格がグローバリズムに馴染んで行くでしょうが、海外で反日教育を受けた人々には、「そんなことは、あるはずが無い!」 と日本人の常識で図っては、「恥の文化」 は消滅の危険があります。
日本の常識は、世界の非常識。 言い得て妙。 まさに日本人では想像の付かないような方法で、日本人が日本から駆逐される怖れが有ります。 其れが、韓国人かアングロサクソンかは、読者のご想像にお任せしたいと思います。