住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

ラジオで国会中継

2009年06月29日 | 政治・選挙
 トラックで現場を移動中、ラジオで国会審議を中継していた。
与党は、責任ある政党は財源の裏付けが必要、財源、財源、財源・・・・。
野党は、無駄使いの根絶、無駄使い、無駄使い、無駄使い、無駄使い・・・・。
論争の接点は無い。 どちらも正しいのだろう。 しかし普通の家庭にこの問題を置き換えたら、優先順位は言うまでもない事です。 まず、お父さんの、あるいは親戚縁者の無駄使いを無くし、財政支出を抑える事ではないでしょうか? サラ金に走り当面の金策をつけ、後はどうにかなる。  その結果が、今回のアメリカの金融破綻。 為政者は、あの上杉鷹山の質素倹約を思い起こして欲しい。

 簡単に国家予算を家庭に例えれば、ダンナの給与は年収46万円、ヘソクリ9万円、サラ金借入れ33万円、年間予算88万円。
実は、隠れ予算(特別会計)が、年間200万円余り、言うなれば年末調整、税金還付、臨時収入などに当たるもので、国家予算として審議している予算の5倍以上に成ります。 一般会計額から見たら、特別会計額のばかげた数字に、驚かなくてはいけないのですが、今まではそのカラクリさえも、人の目に触れることなく、内緒で族議員(あるいは官僚)に使い込まれてきたのです。
その、特別会計のからくり、不明朗な資金の流れを解明しようとしたのが、アノ元衆議院議員『石井紘基』氏だったのです。  かわいそうな結果になりましたが、検察は故意か故意でないか事件結果を、ウヤムヤで幕引きしたと感ぜられてなりません。

 借金返済、交際費、通勤費などのダンナの経費で、50万円ほどは固定支出金なので、国会議員がカンカンガクガクと遣り合うのは年間ざっと40万円だけです。 特別会計200万円余りは、奥さん(国会議員)が支出の内容を把握しているなどということは、どのマスメディアでも書いたのは見た事が無い。
政策がマズくても、結果オーライで政治家の責任が問われない事がある。 これまでの高度経済成長の時代がそうであった。

『 郵政問題、賛成か、反対か! 』この一点で、ペテンに引っかかったのは、『B 層』と揶揄してすむ問題ではない。  コイヅミ氏の政権を境にして、経済格差は大きくなり、日本的助け合いの在来からの国民的特性は無くなってしまった。 学者は商売だから、いろんな要因が有ると言って、現状を難しく把握するだろうが、 庶民の希望は 『日本から餓死者を無くして欲しい』 この一言に尽きる。



寒河江・慈恩寺

2009年06月29日 | 住宅関係


 724年行基がこの地を選び、746年菩提僊那と言うインドの渡来僧によって寺院が建立されたとウィキに記されているので、AC800年より前に、この地に中央の僧が入山したのだろう。 山寺が円仁(慈覚太子)さんによって開かれたのが860年、空海(弘法太子)が東北行脚されたとされた820年あたり、坂上田村麻呂がアイヌと争いを止めようと来たのが790~800年あたり、 一方、ヨーロッパではローマ帝国が分解し混沌の時代となり、 中国では楊貴妃の時代が終わりを告げようとしていた。 アメリカ本土がコロンブスに発見されたのが1500年頃だから、インディアンたちが助け合って、緑に溢れていたアメリカの大地を自由に走りまわった時代であろう。

 
 ところで、パソコンと言う便利なツールが無かったら、ブログで言いたい事も言えないし、また言葉が違う外国の人には、ちんぷんかんぷん、それは仕方が無い。 同じ言葉を話す日本人同士でも、何の為に意見を書き続けるのか、何を言っているのか、その考えも、気持ちも全く理解できない人も居る。 本当は、舌足らず、言葉足らずの説明べたなのだろうが、自分にストレスを貯め易いタイプなので、読んで意思が通じない人を、豚に真珠、馬に念仏と思う事にしている。 しかし、本心は行間ににじませた思いを感じ取ってもらいたい気がする。

 宗教というものは、有る意味『薬』と同じで毒にも薬にもなる。 度が過ぎなければ、適度なモラルと良識を思い起こさせてくれる。 新渡戸稲造氏がクリスチャンである事はつとに知られているし、福沢諭吉氏も『神』と言う言葉を『天』と置き換えただけで、その人知を超えた者への畏怖の念を待たせようとしていた。 

 
 1200年の歴史ある慈恩寺の荒廃は、宗教家の無為無策を責める事もできようが、本当は個人個人の信仰心が恢失してしまったからなのだろう。 教育制度云々より、『ジージ、バーバ』がご先祖様に、神様に御参りする姿を、あるいは父母がお参りする姿を、見ないで子供達が成長するからだろう。
不景気が、3世代同居を促し、良い習慣、昔からの行いが、祖父から孫へ伝わって行けば望外の喜びという感じがする。
そして、鐘楼の修繕費ぐらいは、アッという間に寄付が集まるそんなことにはなるまいか・・・・・・・・?