鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

渡辺崋山や中江兆民を中心に、幕末・明治の日本を旅行記や古写真、研究書などをもとにして歩き、その取材旅行の報告を行います。

2010年夏の取材旅行「高知市および高知市周辺」 桂浜~追手筋~高知県立歴史民俗資料館 その5

2010-09-16 06:43:34 | Weblog
出てきたそばの麺は、平たい「そばがき」を細切れにしたような感じの質朴なもの。ご主人が言われるには、大豊町のそばを使用しているとのこと。「立川(番所)そばというのが立川にあるんですか」と聞くと、そういうものはなく、「うちが元祖です」とのこと。立川など大豊町の山奥で栽培されているそばを使ったおそばのようです。熱いつゆに入ったおそばに、土佐清水産の「青さのり」が乗っています。食べているとつゆが「青さのり」でうす緑色になってきます。土佐の山奥のそば粉と、土佐の海浜の「青さのり」が使われた珍しい独創そばでした。 . . . 本文を読む