菊池俊一 「現在市長は情報収集に努め、行動を見極めている状態ですが、一方で国は平成21年度にはのり面工事と本設小学校の実施設計入札と年度内着工が予算化されており、このまま本設小学校の工事が実施されないとは考えにくく、工事が始まってしまったからでは、何の交渉もできなくなり、澤元市長の犯した失敗を繰り返すことになりかねません。
また、本設小学校の設置について逗子市は人道的立場からそれを認めてきた経緯があります。日米に限らず、子どもを政治の犠牲にすることはあってはならないと考えます。
そこで、市長においては、すべてを切り離して本設小学校の建設を認めるべきであると考えますが市長のご所見を伺います。」
市長 「子どもたちが早朝、バスで行くのを見ていると、人道的考えは無くもない。しかし、受け入れられないし、認める考えはない。」
菊池俊一 「民主党政権による普天間基地の問題を冷静に見たとき、日米安保が日本の防衛の基本である以上、大きな方向転換は考えにくく、これまで通りの方向で進んでいくと想定して対応していくことが大切であると考えます。
池子問題について 市からのお知らせです。
「私は、市長の責務として、かつてのような、粛々と建設が進み、結果として854戸を受け入れながら、返還を実現できずに逗子市民の負担がさらに増大するという歴史を繰り返すことだけは、避けなければならないと考えています。」
この文章に今も同じ気持ちでいるのかどうか伺います。」
市長 「今も同じ気持ちでいる。」
私としては本設小学校建設を受け入れ、40ヘクタールの一部返還と今後、逗子地域へ一切追加建設をしないことを国と約束をすることが、市長の責務であり、かつてのような、粛々と建設が進み、結果として854戸を受け入れながら、返還を実現できずに逗子市民の負担がさらに増大するという歴史を避ける唯一の方法であると考えています。
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