逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

教育民生常任委員会

 本日の教育民生常任委員会で「逗子市国民健康保険条例の一部改正について」が審査されました。

 簡単に言えば、値上げです。国民健康保険に加入している10,359世帯、17,267人が対象になり、平均1世帯当たり年間5,000円、1人当たり平均2,900円が来年4月1日から値上げとなります。

 値上げの理由として、一般会計から国民健康保険事業特別会計への繰入金が増大し、神奈川県内で2番目に高い割合になっていること。

 また、逗子市は神奈川県内の市で2番目に低い保険料ですが、逆に1世帯当たりの医療費は2番目に高く、是正が必要な事があげられました。

 保険料には、応能(負担能力に応じる)「所得割額」、応益(利用する人の受益に応じる)「被保険者均等割額」「世帯平等割額」があります。その割合を被保険者間の負担の公平性の観点から「応能70対応益30」を「応能65対応益35」に変更します。

 これにより、「所得割額」は変わりませんが、「被保険者均等割額」(一人当たり)の医療給付費分が11,900円から14,000円、後期高齢者支援金分が4,900円から6,100円、介護納付金分が4,170円から4,600円へ値上げそれぞれ値上げ、「世帯平等割額」の介護納付金分が2,790円から2,800円へ値上げされます。

 数字を羅列すると分からなくなりますが、大雑把に例をあげると

 夫妻子ども4人家族で年間14,000円の値上げ。

 40歳未満の単身世帯なら年間3,300円の値上げ。

 夫婦一人世帯の年金暮らしで年間6,600円の値上げ。

 65歳以上一人暮らしなら3,300円の値上げ。

となります。

 我が家は年間14,000円の値上げです。

 値上げはして欲しくありませんが、一般会計予算の確保、受益者負担、国民皆保険制度維持の観点から賛成致しました。


 一般会計補正予算(第3号)には青少年交流事業として913,000円が計上されています。

 これは、東日本大震災被災地へ高校生を被災地へ派遣し被災された方々との交流する事業です。

 被災地の高校生との交流や、現地の方から話しを聞く計画です。

 来年3月の金夜出発、土曜日宿泊、日曜日着の日程で交通手段はバス。

 対象者:市内在住・在学の高校生
 参加費:5,000円
 定 員:25名 
 派遣地:石巻市

となっています。

 ちょっと行政の動きが遅い感じがしますが、ぜひ成功させ継続した事業にしたいと思います。


 同じく一般会計補正予算(第3号)に「学校防災アドバイザー活用事業」449,000円が計上されています。

 これは、文部科学省が県へ委託し、逗子市へ再委託されたもので、市立小中学校8校へ外部から防災についての有識者・専門家である学校防災アドバイザーを派遣し、避難訓練や学校防災計画へのアドバイスを行うものです。

 開始時期は10月で各学校1回2時間を4回アドバイスを行います。

 各PTAへの助言など、各学校の積極的な活用を期待します。

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