逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

まちづくりトーク「安全で快適な逗子海水浴場を取り戻すために」

 逗子市役所で開催された、まちづくりトーク「安全で快適な逗子海水浴場を取り戻すために」に出席しました。

 150名の席は満杯、椅子を追加し180名程度はいたのではないでしょうか。津波関係のまちづくりトークでは多くの参加者がありましたが、総合的病院誘致のまちづくりトーク以来の多くの参加者で、市民の関心の高さがわかります。

 市長の挨拶、担当部長の逗子海水浴場の現状の説明の後、市長が示した6項目の規制ごとに市民の意見に市長が答える形で進行されました。

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市長が示した6項目は

 1.海の家の営業時間 閉店時間 午後6時30分
 従業員の退去時間 午後7時30分

 2.音楽 今年の片瀬西浜と同様にする。
       海水浴場開設期間においては市の監視所から流すFM放送のみ。
       ラジカセ等(拡声機・拡声装置を備えた機器)からの音出し禁止。

 3.お酒 砂浜は規制。海の家での提供のみ。
       他の例がなく法制での調整を検討中。

 4.バーベキュー 海水浴場開設期間における海の家以外でのバーベキューは全面禁止。
             R134号の渚橋下も同様に禁止。
             禁止期間については検討中。

 5.入れ墨、タトゥー 神戸市の「須磨海岸を守り育てる条例」を参考に次のとおりとする。
              来場者に不安を与えたり、畏怖や嫌悪を覚えさせるものの露出禁止。
              該当者には上着を羽織る等の指導。
              規制は通年とする。

 6.水上バイク 航行区域の表示の明確化(ブイに表示板設置)
           安全水域の拡大(15mから30mへ)及び新設(両サイドにも設置)
           その都度、ライフセイバーによる注意

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当然、賛否様々な意見が出されましたが、
市長の意思は固く、組合関係者からの質問に対しての市長の

「 生活環境を乱す方は来て欲しくない。ルールを守らない海の家が無くならない。0ベースにして逗子海岸を考えたい。来年リセットして行政、組合、市民と考えたい。」

との決意表明とも受け取れる最後の回答には多くの市民が納得したはずです。

今後は素案をまとめ11月16日に市民説明会を開催し、素案を提示。
1ヶ月間のパブリックコメント。
来年1月の議会へ提案。
可決されれば来年の海水浴場から実施する予定です。


気になったやり取り

組合関係者「海の家のメリットは?」
市長「メリットは無い。」
・・・・ハッキリ言っちゃいました。

市民「新宿の人はいい迷惑している。音楽の意見は新宿の人だけにして欲しい。」
・・・・組合関係者が多かったもので。

海岸組合代表理事「100年の組合の歴史がある。来年1年でなくずっと安全安心な海岸にして欲しい。」
・・・・そうですね。ぜひ組合の協力をお願いします。

組合関係者「市長の言う正常な海岸はどのレベルか?」
市長「子どもが安心して来れるレベル。」
・・・・聞くか?

市民「海の家の営業は逗子市民に限るべき。」
・・・・大きな拍手。

市民「波の音がよく聞こえる逗子。で」
・・・・大きな拍手。私が目指す所と一緒です。

同じ方が何度もズレタ質問をするのは仕方が無いですが、反対賛成バランスよく発言できたのではないでしょうか。

 残念だったのは、音霊のキマグレンと前組合理事長が出席されなかったこと。
マスコミには積極的に発言し、ネット上でも持論を展開しています。
キマグレンの方は神奈川県の担当責任者には積極的に規制に対して発言していたと聞いています。

 責任の一端は彼らにもあるはずです。
逗子海岸のことを大切に思っているなら、今回のまちづくりトークに参加し、意見を述べないにせよ、意見を聞くべきでは無かったのではないでしょうか?

 市長及び市民部、経済観光課はこの事を重く受け止め、市の予算、任命等関係する事柄の整理を強く求めます。







 

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