風呂の空焚き、原因は、TOTOの浴槽の排水設備 ②
TOTOのメンテナンス業者は、排水設備のゴムパッキンを取り寄せて、再度、来るという事で帰って行きました。
メンテナンス業者の、入浴剤や風呂水ワンダーのせい…という言葉がひっかかりました。入浴剤・風呂水ワンダーとすぐに言葉が出て来るという事は、他でも多々、排水設備の劣化がおこっているのではないかと推察し、わかってい乍ら何故、改善改良しないのか…と疑問を感じました。TOTOのお客様相談室に電話をかけて、聞こうとしましたが、電話口に出た若いと思われる女性は、商品知識がなく、「上席の方と変わって下さい。」と言っても交代しませんでした。春宮夫は、「『上席』という言葉を知らないのでは…」と、隣で言っていました。
『風呂水ワンダーのせい…』と、言われましたので、改めて、風呂水ワンダーの箱を取り出して、とっくり読みました。 『中性』と、記載されています。中性は、pH7、酸性でもなくアルカリ性でもないという事です。中性でなければ、肌の弱い子供や高齢者は、入浴出来ません。空焚きした家の者としては、詳しく聞いてみようと、思い、風呂水ワンダーは、花王の製品ですから、花王のお客様相談室に電話をかけました。
花王のお客様相談室の方に、これまでの事情を説明し、TOTOが、空焚きの原因は、花王さんの風呂水ワンダーのせいと言っていますが…と、伝えました。お客様相談室の方は、手元にマニュアルをお持ちのようでしたが、製品の箱を取って来ると、暫し待たされましたが、お互いに、製品の箱を身ながら、確認しましたが、『中性』と記載されている事を確認しました。医薬品外製品であっても、正しい事を記載しなければ、罰せられますから…。花王の方は、自社製品が、他社製品を劣化させた…という事を重く受け止めていました。電話をきって、30分くらいたってから、花王の相談室の方から電話があり、「微量ですが、次亜塩素酸が入ってます。しかし、中性です。」という事を伝えて下さいました。微量の次亜塩素酸が入っていても、限りなく中性に近いので『中性』と表示されているという事を再度、示されました。
花王さんの製品に、さして問題のない事を確認致しました。
空焚きセンサーが、作動しなかったら火事になっていた身としては、この件を、県央の消費生活センターに電話で報告しました。電話をかけて、まず、驚いたのは、年齢を聞かれた事です。年齢的に詐欺や妄想の可能性を考えられるのでしょうが、今の社会環境を垣間見たような気がしました。
消費生活センターの方は、この件を重く受け止めて下さいましたが、火災になっていないので、事案として上に上げるが、それ以上の事が出来ない…と、おっしゃっていました。火災になってからでは、遅い…という認識は、お持ちで、それ以上の事を出来ないのを詫びられました。