加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



 先週までは白山を何度か登り次は何処にしようかと考えては見たもののなかなか日帰りで行けるところが思い浮かばなくて、信仰の山と言えば、富士山、御嶽、白山、立山と言うわけで御嶽山になったわけで、実をいうと御嶽山は初めて。

 今年の2月に白川氷柱群が見たくて雪の中を御岳山麓の三岳井原地区まで雪の中を車を走らせたときに、雪の御嶽を見て今度は登ってみようとひそかに考えていた次第で、残雪期の登頂にはならなかったが、無難な夏の御嶽を登ることが出来た。


2月5日に撮影した御嶽

05:11 中の湯登山口を出発して
06:09 飯森小屋
07:02 女人堂
08:35 石室山荘
09:34 剣ヶ峰到着

 実に4時間23分ののんびりタイムになってしまったが、何とか登頂できた。山頂に到着したころには雲に覆われて眺望は効かなくなってしまった。

この後は池を巡り下山予定

山頂から見た一ノ池と二ノ池


二の池山荘

本当は二ノ池が正面にあるはずなのだが池と言うよりは、グラウンドに水が溜まりぬかるみが出来ているような状態。噴火以前には青空を映し出す池が存在していたのだろう。

 二ノ池山荘付近から見る。赤い岩肌が剥き出しになった山、いつになったら緑の山になるのだろうか。

二ノ池ヒュッテ横を通りサイの河原へと

 

サイノ河原を駆けるトレイルランナー

ガスに覆われる三ノ池、すっきり見える景色も綺麗だけれどガスに覆われていく景色も少々神秘的、これが動画だともっと魅力てな景色を伝えられるのだろう?

飛騨頂上へ向かうトラバースルートと摩利支天山から飛騨山頂へ向かう登りルートの分岐点付近から、剣ヶ峰方向を眺める。少し明るさが戻て来たので、もしかすると雲の切れ間から青空の景色が見れるかも。

摩利支天山の分岐点に着くがガスの中で眺望も期待できそうにないのでトップは次回にすることにしてスルー。

11:38 摩利支天乗越

此処で避難訓練の」サイレンが鳴る、続けて訓練であることのアナウンス避難行動を取る旨の案内、ガスがかかり何も見えない。もしこの状況で本当の噴火なら何も分からず被災しているかもしれない。

この地点から飛騨頂上への下り坂、大小の岩山を歩く途中数名のパーティーとすれ違う。

今年初めてのライチョウにも出会う。下り半ばから緩やかな稜線を歩く右手に三ノ池、正面には五ノ池小屋、程なくして、白竜避難小屋分岐点からのトラバースルートと合流。

ライチョウの親子が砂浴びをしている、少しこちらを警戒しているようだが、逃げる様子もなく気持ちよさそうに続けている。

小屋横のベンチをお借りしてここで中食、いつもと同じカップラーメンとおにぎり、携帯用ガスバーナーは持参しているが、保温ボトルのお湯だけで食す。少々温かったような気がするが時間短縮のため。

五の池小屋から見る摩利支天山への稜線

五の池

五ノ池から三ノ池を一回りするルートへと、右に三ノ池、左に四ノ池を見ながら下る


四ノ池とその先は継子岳(2859.1m)池の水は確認できないが緑の斜面ががとても綺麗だ。

三ノ池を一回りして開田高原、女人堂、白竜避難小屋から五ノ池トラバースルートとへの分岐点を女人堂方向へとルートを取る。

このコースは増水時は少々おすすめではないかもしれない。コースの中には何か所か沢(急な沢)を渡るところがあり中でも二番目に超える沢はロープ、はしごで上り下りしなくてはならず、そこに持ってきて、増水でもしているなら土砂・岩が流れてきそうでとてもl危険だ。
幸い今回はどの沢も水の流れは無く難なく越えることが出来た。

 天候が良ければ眼下には飯森高原、開田高原等々を眺めることが出来るトラバースルートだが。今回は雲の切れ間から、わずかに望むことが出来た


途中から目的の女人堂が見えるがまだ分岐点からの三分の一程度の距離が残る。

13:55-14:06
八合目女人堂にてしばしの休憩、ヘルメットも此処で外し水分補給、軽く菓子等を口にして、この後は一目散に下山。

15:26
中の湯登山口到着

 

到着するとバス停の前では避難訓練のアンケートを取っていたので、アンケートに協力して今回の登山を終える。

 次回は花の写真をまとめて投稿予定。ベストシーズンも過ぎたようで(腕も悪いですが)、あまりきれいな花を撮影することが出来なかったが多くの花が楽しめた。

登山日:2024_10
タイム:10:15
距 離:12.6km
休 憩:02:26

続く、この後には乗鞍高原から乗鞍岳の登山の様子を・・・。



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