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道の駅,国道439号

高速料金 本四道路料金 特別割引後 迎えた大型連休。
平成21年5月3日  感じた特別な異変。

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1 道の駅

5月3日山行きの往路、計5カ所の道の駅を通過した。

未明、国道沿いの どの「道の駅」も車で一杯。
多くが仮眠か車中泊と思われる。

道の駅で本来 仮眠する常連のトラック、専用キャンピングカーは ごく わずか。
セダン ワンボックス ミニバン、普通の車の方が圧倒的に多い。


高速料金引き下げ以前から 連休など道の駅で車中泊の車は 散見していたが 今度の大型連休は 以前とは全くレベルが違う圧倒的な車中泊駐車車両に驚いた。


古代道にあった「道の駅」。馬の取り替えなど律令制維持のため 重要な役割があった。

だが、現代の「道の駅」は当初の想定を超えた使い方になってきたのではないだろうか。


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2 祖谷渓を抜ける 国道439号 

■国道439号

本州方面からきた 慣れない 車で混雑していた。

国道が整備された都市部のドライバーには、1車線幅で 対向に苦労する 狭い国道 など想定外のこと。
普通の2車線幅の国道を想像して入り込んだのだが、酷道で名高い439号。

慣れた地元の車は たとえ雪中でも せまい道を何食わぬ顔で平然と走れるが、この日慣れない車が 車列を引っ張って数珠つなぎ。
実は これが一番よくない。バックも出来ず ただ突っ込むだけ。

以前 地元コミュニティーバス運転手から 聞いた話では 、後ろに車列を引き連れた状態になると バックしようにも 後ろが詰まって バックも出来ず どんどん 詰まってしまう。だから 後ろについた車列は 適当な待避所で 先に行かす。こうして常に 後ろにも簡単にバックできる選択枝をもった状態で 走ることがとても大切。

 狭い谷間で 対向できる場所は もちろん十分知り尽くしているのだが、前方だけでなく 後方ともに注意を払いながら 走るという。

単純に バスは遅いから後続車を先に行かすとばかり思っていたが、毎日何度も通っているプロの熟達者は、狭い道での 対向の極意を知り尽くしているのであった。

バスのプロドライバーに習い、慣れない車は 車列の先頭にならないよう 適当なところで待避させるだけでも、団子状態から対向不能の事態を回避出来るとおもう。

だが、どうやら 前を見て走るのが精一杯のようだ。


■県道 山城東祖谷山線

いまは 道が広くなったが その昔のこと。
 西祖谷善徳カズラ橋 付近では 狭い道に観光の車などが集中し 何時間も動かないといった大渋滞がよくあった。

駐在所の巡査、バスの車掌さんがでて 交通整理。

エンジンを切って 祖谷渓の景色をしばし眺めて大休止。やがて しばらくして やっと 車列が動き出す。

その当時 本当に車道が狭かった。今は広くなってきたが それでも祖谷渓の道は 狭くて 対向できない箇所が多い。



落合峠から 三嶺 西熊山 天狗塚 牛の背を見る。


落合峠から 矢筈山方面を見る。



深淵 廃屋が朽ちてきた。


5月3日 混雑を嫌って いつものように落合峠越えで帰った。カーブミラーもない峠越で気が抜けないし、時間はかかる。いつもは まず 殆ど対向車には会わないのだが この日は何台かであった。

平成21年5月3日

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